◆土器から見える国際交流
市内の遺跡発掘調査で一番多く見つかるのが土器です。古い物から見ていくと、古墳時代には、それまで茶色っぽかった土器に灰色っぽい土器=須恵器(すえき)が混ざり始めます。茶色い土器は「野焼き」であるのに対し、須恵器は高温の窯(かま)で焼かれたため灰色で硬いのが特徴です。須恵器を作る技術は、古墳時代の中頃(1500~1600年くらい前)に朝鮮半島から日本列島に伝わったもので、土器の観察から当時の人々の往来や交流が見えてきます。資料館には、須恵器を焼いた窯の模型も展示していますので、ぜひ土器とあわせてご覧ください。
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