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(特集)みんなでつくる未来の吉小(1)

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福岡県吉富町

「(学校づくり)=(まちづくり)」

人口減少、少子高齢化が進み子どもたちの数が少なくなる中、どのようにして人口減少に歯止めをかけるかとともに、どのようにして地域を担う人材を輩出するかが大きな課題となっている中、教育が果たす役割は大きいと考えます。
新型コロナウイルスの流行により「当たり前ではない」日々を子どもたちは経験しました。また、ICTやデジタル化に伴い急激に変化する時代の中で、教育を取り巻く環境は大きく変化しています。これからの教育は、新時代に応じた質の高い学びを継続的に与えていくことが重要で、子どもたちには、「自分で考えることのできる力」を育成し一人ひとりの生きる力を確実に伸ばしていく必要があると考えます。
そんな中、吉富町では、すべての子どもたちが健やかに成長していけるように昨年8月に「こどもまんなか応援サポーター」を宣言し、学校や家庭だけでなく、地域や事業者など周囲のみんなが力を合わせ「吉富町に住んでよかった」と胸を張って言えるまちを目指して様々なまちづくりに取り組んでいるところです。子どもたちには、未来に希望を持って学んでほしい。社会が多様化し予測困難な未来を生き抜くために、自らの力で人生を切り拓き、幸福な人生を送ってほしい。また、ふるさと吉富のみどり豊かな自然や伝統文化に誇りと愛着を持って後世に残していってほしい。こうした想いから町全体で教育について考え「(学校づくり)=(まちづくり)」の理念のもとまちづくりを進めてまいります。今月は学校教育特集です。

■吉富小学校の施設整備
平成25年度⇒校内全てのトイレがウォシュレット機能付きに!
平成26年度⇒運動場のトラック内が全面芝生化!
平成28年度⇒外壁塗り替え、授業用タブレット90台導入!
平成30年度⇒全館冷暖房の完備
令和3年度⇒全校生徒分のタブレット322台導入!

■家庭に保護者がいない時間帯も安心!
◇放課後児童クラブ
小学校の放課後や土曜日、夏休み等の休業日において、仕事などで保護者が家庭にいない児童を預り、子育て支援センターの園庭での外遊びや教室で読書やレクレーションをするなど遊びや生活の場として、健全育成を支援しています。また、専門講師を招いた絵画教室やサツマイモを栽培、収穫、調理までを行う食育やSDGsの活動など、様々な取り組みを実施しています。

■これからの子どもたちに求められるもの
◇未来の社会に順応できる教育
子どもたちが大人になって社会に出る頃には、想像を超える技術や高度情報化、少子高齢化が予想されます。急激な社会変化に対応するためには、小さい頃から広い分野で総合的に柔軟に対応できる力を伸ばしていく必要があると考えます。学校では、子どもたちが自分の力で考え想像し行動できる力を伸ばしていきたいですし「やったことないけど、とにかく挑戦してみる!」と前向きにチャレンジする気持ちをどんどん養っていきたいと思います。
吉富小学校 大木秀一校長

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