■「大川の駅」整備・運営事業事業者の公募が始まりました!
公募資料のうち「要求水準書」には、事業者に整備・運営を求める施設の具体的な内容を掲載しています。今回、その中の一部を紹介します。
●地域振興機能
◇飲食機能
〔レストラン・カフェ〕(1,500平方メートル以上※バックヤード含む)
・「環有明海地域(※1)」や筑後七国(※2)をはじめとする筑後川流域ならではの食材を上手く活用し、訪れる人の満足度を高める食のサービスを提供すること
・内装、什器及び食器などのインテリアにこだわった質の高い空間で、多彩な飲食を楽しめる場所にすること
・テイクアウトできるサービスを提供すること など
(※1)有明海を囲む周辺地域。大川市と密接な関係のある福岡県南及び佐賀県地域をはじめ、有明海沿岸道路の開通により、人やモノの往来が活発化することで、結びつきが強まる熊本県や長崎県にも及ぶ広域的な地域
(※2)福岡県南部筑後地方のうち、5市2町(柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町)の広域連携組織の名称
◇産直・物販機能(直売所、物産販売所合計で1,000平方メートル以上※バックヤード含む)
〔直売所〕
・主に市内又は周辺で生産された新鮮な農産物、水産物、畜産物及びその加工品等を販売する施設とすること
・出荷者同士のコミュニケーションのためのスペースを設けること など
〔物産販売所〕
・主に市内又は「環有明海地域」や筑後七国をはじめとする筑後川流域の食材等の地域資源を活用して加工・製造した飲食を中心とした物産等を販売する施設とすること
・飲食施設におけるサービス内容との差別化を期待する など
◇環有明海魅力発信機能
〔観光案内所兼インフォメーションセンター〕(100平方メートル以上)
・市内のほか筑後川流域の産業・観光情報の発信拠点となる観光案内所とすること
・外国人観光客への対応のための機能を持たせること など
〔広域情報発信・交流スペース〕(会議等の開催時に最大300平方メートル程度を確保できる規模)
・環有明海地域の資源を活用した企画展や物産展のほか、会議室としても利用できるような、様々な用途で利用可能なスペースを設置すること など
※参考 市公共施設の面積
●アクティビティ機能
◇大屋根付き広場(3,000平方メートル程度うち屋根付き広場600平方メートル以上)
・マルシェ、キッチンカー、屋台等の出店や様々なイベントを開催し、賑わいを生む空間とすること
・イスやテーブル等を設置し、来訪者が快適に滞在できる空間とすること など
◇屋外型キッズパーク(施設規模:事業者提案)
・子どもが外遊びを楽しむことができる施設としてキッズパークを設置すること。
・屋外で多様な遊びを可能とする空間とすること など
◇自由提案
・事業者の自由な提案により、本施設の設置目的に合致することを原則として、屋外の空間を有効活用し、訪れる人の満足度向上等に寄与する施設を設置することができる
・提案にあたっては、木工を代表とする大川ならではの資源を活用したものが望ましい など
●眺望・アクセス機能
◇展望デッキ(600平方メートル以上)
・筑後川等の眺望を楽しむことができる展望デッキを整備すること
・テーブルやソファーを設置するなど、ゆっくり滞在することができる空間を設けること など
●親水機能
◇浮桟橋
・主に遊覧を目的とした小型船1隻を係留できる規模とすること など
◇休憩スポット(施設規模:事業者提案)
・あずまや、ベンチ、エクステリア等を整備すること
◇水辺学習・体験施設(施設規模:事業者提案)
・筑後川や有明海の水辺の魅力を体感できる学習会やイベントを実施すること など
〔今後のスケジュール(予定)〕
■市民の皆さんからの質問について
問:「大川の駅」事業の目的は何ですか?
答:人口が減少し活気が失われつつある中、「賑わい」を創り出し元気なまちにするため、また、高齢化が進む中、まちの「稼ぐ力」を強化するため、国内外からの集客拠点をつくり、後世への贈り物とすることが「大川の駅」事業の大きな目的です。
※今後も市民の皆さんからの質問に対する回答を掲載していく予定です。
問合せ:大川の駅整備振興課振興係
【電話】85-7069
<この記事についてアンケートにご協力ください。>