町の最上位の計画である自治総合計画は、「行政経営計画」と「校区づくり計画」の2つの基本計画で構成されています。
・行政経営計画
自治総合計画の基本理念「住み続けたいと思える 持続可能な循環のまち おおき」の実現のために行政(=町)が責任を持って取り組むべき政策・施策を定めたもの
・校区づくり計画
校区ごとに住民が主体的に取り組む事業や活動を示したもの
地域の自治組織(自治区・行政区)を基本に、各種団体や校区内の地域同士のつながりを深める活動を行っているのが、校区協議会や活性化委員会です。昨年度は、この協議会や委員会で「こんな校区になるといいな」の目標を決定しました。
今年度は、目標を達成するための取組みや方法を示した「校区づくり計画」の策定に向けて、10月から各校区で検討会が開催されています。
各校区とも幅広い年齢の参加者が熱い議論を繰り広げています。
■大溝校区
12月10日に第2回目の検討会が開催されました。10月に開催された検討会で出された200近いアイデアが3つの目標に分けられ、その中のアイデアを、さらにお金がかかるものや、自分たちでできるもの、できないものなどの仕分けの議論をしました。
次回は、2月18日(日)に開催されます。
■木佐木校区
11月17日に中学生と、同21日には、商工会やJA青年部などのまちづくり団体、同24日に木佐木小学校保護者や見守り隊、同29日には、区長、公民館長、民生・児童委員を対象に、「つながる」を目標キーワードにした意見交換会が開催されました。
各回とも、それぞれの視点での積極的な意見が出されました。今後、役員会でアイデアの分類作業を行い、2月に検討会が行われる予定です。
■大莞校区
第2回目の検討会が、12月16日に開催されました。10月に開催された検討会で出されたアイデアを、4つのテーマごとに仕分けし、各テーマの中でお金がかかるかどうか、自分たちでできるかどうかで仕分け作業を行いました。
第3回目は、2月10日(土)に開催されます。
▽東 一人(ひがし かずと) 大木町区長会長
目指す校区づくりには、世代を問わずフラットな立場で校区の皆さん相互の協力と連携により、自らが事業に取り組むことが大切だと改めて感じています。少子高齢化、多様化、情報化など、急速に変化する社会において、自分たちが住む校区の伝統や文化の継承、豊かな自然を守り、社会の変化に対応した事業計画を策定するためにも、このような検討会の機会が重要だと感じています。今後も、皆さんが安心して過ごせる校区や地域、そして大木町になることを願うばかりです。
▽検討会に参加した中学生
石川 紗彩(いしかわ さあや)さん
大木中学校3年生
大溝校区の検討会に2回参加しました。違う年代の皆さんと関わって、大木町のこと、大溝校区のことで知らなかったことを知ることができたことが楽しかったです。校区のイベントにたくさんの人が関わる事で、「自分事」として関心が持てると思います。
問合せ:まちづくり課
【電話】0944-32-1047
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