平和の祭典であるオリンピックは、今回も世界中の多くの人に夢と感動を与え閉幕した。
紀元前776年、争いが絶えなかった古代ギリシャで、休戦を促すために4年に1度開いたのがオリンピックの始まりである。
スポーツを通じて、平和でより良い世界の実現を目指し幾千年が過ぎた。にもかかわらず、平和を脅かす出来事がいまだ世界各地で起きている。パレスチナ自治区ガザを実行支配するイスラム組織・ハマスの攻撃、それに対するイスラエルの応酬、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など、その連鎖により多くの市民が犠牲となっている。
平和である日本も傍観者ではいられない。戦争により経済や食料への影響だけでなく、人道的立場からも見過ごしてはならない。
戦争だけでなく、身近なところではハラスメントやDV、いじめなどもある。
改めて、「平和とは一体何か」考えずにはいられない。
子どもたちや彼らを取り巻く環境が平穏であるために、私たちはどうあるべきか、何ができるか、一人一人が常に考え行動したいものである。(想)
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