文字サイズ
自治体の皆さまへ

こんにちは 保健師です。

6/60

福岡県大野城市

■不育症
妊娠しても、流産を繰り返したり、死産になってしまったりすることを不育症と呼んでいます。一般的には2回以上連続した流産または死産があれば、不育症と診断されています。

■原因
流産は全妊娠の10〜15%に起こるとされており、妊娠歴のある女性のうち、約40%に流産経験があることが明らかになっています。
妊娠初期の流産の原因の約60〜80%は赤ちゃんの偶発的な染色体異常とされていますが、流産を繰り返す場合には、そのほかに多くの流産のリスク因子を持っていることがあります。

■検査や治療
不育症の人も、特別な場合を除いて、適切な治療により出産することができると言われています。まずは、かかりつけの産婦人科医とよく相談し、納得のいく検査や治療を受けることをお勧めします。

■不妊専門相談センター・女性の健康支援センター
福岡県では、3カ所の不妊専門相談センター・女性の健康支援センターにおいて、不妊症・不育症などに関して、専用電話による電話相談のほか、専門の職員による面接相談をしています。面接相談は予約制です。詳しくは、県ホームページを確認してください。

■流産・死産などを経験された人へ
流産・死産などで子どもを亡くされた悲しい、つらい気持ちなどを一人で抱え込んでいませんか。その気持ちに少しでも寄り添えるよう、話を聞いてほしいと思ったときには、市のこども家庭センターや、県の相談窓口に相談してください。なお、県ホームページでは自助グループや各種制度についても紹介しています。
また、流産や死産を経験し、1年未満の場合、市の産後ケア事業の対象となりますので、詳しくは市ホームページを確認してください。

■不妊に悩む人への先進医療事業
県では、不妊治療における経済的負担を軽減するため、保険適用となった特定不妊治療と併用して全額自費で実施される「先進医療」に係る費用の一部を助成しています。詳しくは、県ホームページを確認してください。

問い合わせ先:こども家庭センター母子保健担当
【電話】580-1978

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU