文字サイズ
自治体の皆さまへ

施政方針(4)

11/47

福岡県太宰府市

次に「九州国立博物館ツアーズ」についてです。
市立小・中学校の児童生徒に本市が誇る九州国立博物館の特別展を観覧する機会を新たに設けます。世界中の様々な文化に触れながら学習することで、グローバルな視点をもった子どもを育て、世界に羽ばたく人材育成を推進するとともに、九州国立博物館とのさらなる連携を図って参ります。
次に「学力向上への取組推進」についてです。
子どもの学力育成を目指して、小学校から中学校につながる本市独自の学習の取組として「マスターノートだざいふ」を作成し、日常的に児童生徒が復習に活用することで、学習したことの定着を図り、基礎的学力の向上に取り組んで参ります。
次に「スケートボードパーク等の整備」についてです。
2021年に開催された東京オリンピックで注目を集めているスケートボードですが、国内では施設の数が少ない状況にあります。今後さらに人気が高まり、施設の需要が予測されることから、松川体育館一帯を修繕し、スケートボードパーク等を設置して有効活用し、安心安全に楽しむことができる環境を整備することで、オリンピックを目指す若者や世界に羽ばたく人材の育成を推進して参ります。
次に「子ども学生美術展・世界に羽ばたく人材育成表彰」についてです。
市制施行40周年記念事業の一環としてスタートしたこの取組を、令和の都だざいふらしい次代を担う若い才能を顕彰し育成する取組として令和6年度も推し進め、若い皆さんの目標とされる美術展及び表彰に進化させて参ります。
その他にも、全国大会に出場する子ども・学生等への支援や高大連携の強化、友好都市・姉妹都市学校との連携予算なども活用して参ります。
以上の事業を「世界に羽ばたく人材育成パッケージ」として連動して取り組んで参ります。
4つ目の「安心の産前・産後ケアパッケージ」には約1億円を計上しております。子どもたちを令和の都だざいふの宝としてまんなかに位置付けるにおいて、産前・産後のケアは非常に重要なテーマです。こうした考えのもと新規事業や従来事業の拡充を思い切って行います。
具体的にはまず、「産婦健康診査事業」についてです。
産後うつ病の予防や新生児への虐待予防等を図るため、出産日から8週に満たない産婦に対し、自己負担健診料に対する助成を行う制度を令和6年度から開始し、安心して子育てすることができる環境の充実に取り組んで参ります。
次に「産後ケア施設整備費補助事業」についてです。
妊産婦が市内で安心して子育てを行うことができる環境を整えるため、市内に新たに産後ケア施設を開設する事業者に対し、設備に必要な費用の一部を助成する制度を令和6年度から開始し、全ての妊産婦が安心して健やかな育児ができる環境整備を図って参ります。
次に「産後ケア事業の拡充」についてです。
現在実施している「産後ケア事業」について、助産師が利用者宅を訪問し産後ケアを行う居宅訪問(アウトリーチ)型と利用者が助産院に赴き、産後ケアを受ける通所(デイサービス)型に加え、利用者が産婦人科等に宿泊して産後ケアを受ける短期入所(ショートステイ)型を令和6年度から開始し、より充実した内容へ拡充を行います。
次に「伴走型相談支援及び出産・子育て応援給付金の一体的実施」についてです。
妊娠期から出産・子育て期にわたる切れ目のない支援として、様々なニーズに即して必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実及び出産育児関連用品の購入費助成や子育て支援サービスの利用負担軽減を図るための経済的支援を一体的に実施して参ります。さらに、子育て支援アプリの更なる機能充実を図り、利便性向上に取り組んで参ります。
次に「こども家庭センターの充実」についてです。
児童福祉に関する「子ども家庭総合支援拠点」の機能と、母子保健に関する「子育て世代包括支援センター」の機能を統合した「こども家庭センター」を令和6年2月に開設いたしました。令和6年度は、現在実施している「子育て短期支援事業」について、児童の保護者が疾病などにより児童を養育することが一時的に困難になった場合に、児童養護施設等に預けることができる児童の対象年齢を拡充するなど、事業の充実を図って参ります。
その他にも、初回産科受診料の支援や多胎妊娠妊婦の健康診査支援、子育て世帯訪問支援、新生児聴覚検査予算などを活用して参ります。
以上の事業を「安心の産前・産後ケアパッケージ」として連動して取り組んで参ります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU