4月18日(木)、文部科学省が全国の公立学校の小学6年生と中学3年生を対象に「全国学力・学習状況調査」を行いました。7月29日(月)に調査結果が公表されましたので、広川町の結果をお知らせします。
■学力調査
小学校は、国語・算数、中学校は国語・数学の2教科で行われました。
結果は、小学校が国語101点・算数100点で全国の平均以上の良好な結果でした。中学校は、国語・数学ともに99点と、わずかに全国平均を下回る結果となりました(全国の平均得点を100としたときの広川町の平均得点を記しています)。
■学習状況調査
学習意欲や生活の諸側面などについて、小学6年生は63項目、中学3年生は65項目の調査がありました。各項目で高い割合を示している児童生徒ほど、学力も高いという結果が報告されています。
表 学習状況調査の結果(一部)
児童数・生徒数の割合( )内は全国平均との比較
Q.地域とともにある学校づくりとは?
A.学校・地域・保護者が協働してつくる学校
■地域とともにある学校づくり~夏休み中の地域学校協働活動~
コロナ禍での制限が解除され、学校では活気にあふれた教育活動が再開されるにあたり、学校と地域の連携・協働の重要性が強く求められています。このような課題を解決するため、広川町では「地域とともにある学校づくり」を推進しています。
○学校運営協議会
広川町では、3小学校1中学校を一つのコミュニティと考え、学校運営協議会を設置しています。学校と地域、保護者が協働で子どもたちの豊かな成長を支え、「熟議」「協働」「マネジメント」の3つの視点で行われます。
8月29日(木)に開催した第3回協議会では、「学力の向上、学校のきまりおよび校則、学校が地域に望むこと」などについて協議が行われました。
○地域学校協働本部会議
「広川町を愛する心」や「将来の地域社会を担う生き方や働き方について考える力」を育むため、学校と地域、保護者が連携・協働して、地域人材などを活用した教育(広川町地域学校協働活動)を行っています。
活動を統括する地域学校協働本部会議を6月19日(水)に行いました。
○地域学校協働活動
【子ども会リーダー研修】
大自然の中で団体生活を通して、社会性・自主性を培い、青少年リーダーを育成することが目的です。
8月9日(金)~11日(日)までの3日間、北九州市立「かぐめよし少年自然の家」で、社会人ボランティア推進部サポートの元、研修会を行いました。高校生のシニアリーダーが企画・運営を行い、中学生のジュニアリーダーが小学生班の班長となり、スポーツ・レクリエーションやダムウォーク、川遊びなどを楽しみました。
【子ども記者講座】
記者体験を通して、文章表現の大切さを知ってもらうことや広川町の広報紙に興味を持ってもらうこと、学年に応じて主体的に学ぶ力を育むことが目的です。
7月25日(木)・26日(金)の2日間、「広報」について学び、子ども記者が町長にインタビューしました。詳細は、今月号の特集をご覧ください。
【きらめき学習】
子どもたちが夏休みの課題などを持ちより、共に教え合い、地域の人々と触れ合い、故郷を学ぶことが目的です。
夏休み期間中、各地域が設定した日時に地域の公民館などを会場として、地域と教育委員会が企画・運営を行い、17会場で絵本の読み聞かせや体験教室、ふるさと学習などを行いました。
問合せ:子ども課学校教育係
【電話】0943-32-1194
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