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【特集】災害に備える

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福岡県広川町

■早めの対策と避難を
6月から10月は、梅雨前線や台風の影響で浸水や洪水、土砂災害などの自然災害が発生しやすくなります。自分の命を守るためにも、緊急時の備蓄品を準備し、正確な情報を収集するなど、早めに災害対策をしておきましょう。
被災者の半数以上は、高齢者や障がいがある人など、避難に時間がかかる避難行動要支援者です。警戒レベル3「高齢者等避難」が発令されたら、避難行動要支援者とその避難を支援する人は避難を始めてください。

■風水害避難時の注意点
台風や大雨の状況は、天気予報などの気象情報により、ある程度予測することができます。テレビやラジオ、SNSなどで最新の情報を知り、早めの避難を心がけましょう。
・子どもや高齢者から目を離さないようにしましょう。
・浸水時の歩行は、溝などに注意しましょう。流れがある場合や深い場合は、高いところに避難し、救助を待ちましょう。
・避難することが危険な場合は、外に出ず、崖から離れた部屋や窓が少ない部屋などで待機しましょう。

■災害から地域を守るため「春の全団員訓練」
5月19日(日)、竜光寺公園で広川消防署員指導のもと、広川町消防団「春の全団員訓練」が行われました。
今後発生する水害に対応するための水防訓練と、昨年の7月豪雨を踏まえ、水害時の対応や避難方法についての座学・実技を実施。水防訓練では、崖崩れや水の漏水を防ぐ「シート張り工法」が行われ、消防団無線を活用した訓練で各分団や団員同士の連携を深めました。

■避難指示で必ず避難を
○警戒レベル1「これからの気象情報に注意」
テレビやラジオ、スマートフォンなどから最新の情報を入手し、災害への心構えを高めましょう。

○警戒レベル2「避難場所や経路の確認」
避難場所や避難経路を事前に確認しておきましょう。夜や朝方に雨が予想される場合は、避難準備をしましょう。

○警戒レベル3「高齢者などは避難開始」
高齢者や体が不自由な人、乳幼児など避難に時間を要する人と支援者は避難を始めてください。

○警戒レベル4「全員避難」
周囲の状況を確認し、避難場所へ移動してください。

○警戒レベル5「命を守る最善の行動を」
危険な区域から避難できない場合は、自宅で安全な場所に移動してください。

表:広川町と気象庁が発令する避難情報

・避難先は、小中学校や公民館などの公共施設だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも事前に検討してみましょう。
・避難する場合は、貴重品や生活用品などを非常持ち出し品とともに、できるだけ自ら携行してください。
・町が指定する避難場所や避難所が変更・増設される場合があります。災害時には、メールや町公式LINE、ホームページなどで確認してください。
・大雨が降りだしてからの避難は危険です。大雨が降ってくる前に早めに避難しましょう。車での移動中に大雨になった場合は無理に移動せず、少しでも高いところへ避難しましょう。渋滞中に浸水被害に遭う恐れがあります。浸水想定区域にお住まいの人は自家用車の避難も検討が必要です。
・避難とは、文字通り「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。自宅内で、より安全な居室や垂直避難を検討しましょう。

問合せ:企画課安全安心係
【電話】0943-32-1196

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