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【人権問題を考える】7月は同和問題啓発強調月間

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福岡県広川町

~「なるほど人権セミナー」で正しい人権感覚を身につける~

■なるほど人権セミナー
7月の同和問題啓発強調月間の啓発事業の一環として、「なるほど人権セミナー」を開催しました。昨年度は豪雨災害のため、第2・3回のセミナーが中止となりましたが、今年度はすべてのセミナーを開催できました。
今回は、全セミナーの概要と参加者の声を紹介します。

○第1回「今ここにある部落差別」~差別を許さない生き方を選ぶ事ができるように~
自身の生い立ちから始まり、差別体験や差別と闘うきっかけとなった転機などについて、順を追って講義が進みました。
部落差別だけでなく、すべての差別はすべての人に関係します。「差別はする側が損をする」という認識を持ち、誰もが生きやすい社会をつくるため、倫理観を高めていくことが大切です。
(参加者の声)
・「講演の度に、知らない人にカミングアウトしなければならない辛さがある」という吉岡さんの本音に胸が締め付けられました。
・正しい人権意識を子どもたちにつなげていかなければならないと強く感じました。

○第2回「部落差別や人権問題を、今・ここ・自分事として考える」
人権の考え方や差別をなくすために、どのような力を身につけるべきかなどについて、エピソードを交えながら講義が行われました。
セミナーのテーマにあるように、差別を「今・ここ・自分事」として考えることが、人権侵害のない「人権文化」をつくる基盤になります。
(参加者の声)
・今までとは異なる視点で自分の考えや判断を見直すことができました。
・新たな学びや気づきに出会い、自分を振り返る時間になりました。

○第3回「人権が尊重される社会の実現をめざして」
「そっとしておけば差別はなくなる?」という、いわゆる「寝た子を起こすな論」をサブテーマに講義が行われました。
正しい知識を持ち、間違った考えは正しく修正するなど、一人ひとりが差別をなくす主体者として行動することが大切です。
(参加者の声)
・インターネット上に蔓延する嘘の情報などに子どもたちが惑わされないよう、社会全体で何とかしなければならないと感じました。
・教師として子どもたちの前に立ち、正しい考え方を伝えていくために、まずは自分がもっと学ばなければならないと思いました。

■人権パネル展
7月1日~30日まで、役場一階で人権パネル展を開催しました。たくさんのご来場、ありがとうございました。
テーマ:日常の中にある部落差別「マイクロアグレッション」ってなに?

問合せ:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】0943-32-0093

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