子どもたちを家族で、地域で、みんなで支え合う
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン
令和6年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語
■児童虐待は社会全体で関わり、解決していくべき問題です
こども家庭庁では毎年11月に「秋のこどもまんなか月間」の取り組みの一つとして「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しています。
家庭や学校、地域など一人でも多くの人たちに「児童虐待問題」に関心を持ってもらい、子どもの「命」と「権利」、「未来」を守るために何ができるのかを呼びかけています。
あなたの気づきが虐待を受けている子どもや子育てに困っている家族を助ける一報になるかもしれません。「間違ったらどうしよう」と思っても大丈夫です。その勇気が子どもの生活を救うかもしれません。
少しでも虐待の可能性を感じたら下記の相談窓口へ連絡ください。
相談先・問い合わせ:
〇児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(通話料無料)
〇福岡児童相談所【電話】586-0023
〇子育て支援課【電話】935-1244・【電話】935-1261
■早期発見、再発防止には周囲の大人の力が必要です。
◇児童虐待
子どもや保護者のこんなサインはありませんか?
《子どもの様子》
・泣き声や親の怒鳴り声がする
・体に不自然な傷やあざがある
・衣類や体がいつも汚れている
・表情が乏しい、活気がない
・夜遅くまで一人で遊んでいる
《保護者の様子》
・周りとの交流が少なく孤立している
・小さな子どもを家に置いたまま出かけることが多い
・子どもの養育に関して拒否的、無関心である
・子どものけがについて不自然な説明をする
◇親子のための相談LINE
子育てや親子関係について悩んだ時に、子ども(18歳未満)とその親などが匿名(LINE上のアイコンとニックネーム)で相談できる窓口です。相談内容の秘密は守られます。
ひとりで悩まずに、気軽に相談ください。
■虐待は「児童」だけではありません
◇障がい者虐待
障がい者本人が何をされているのか分からない場合や、しつけや指導といって虐待をしている場合もあります。障がい者本人や、虐待をしている側の「自覚」を問わずに判断することが大切です。
相談先・問い合わせ:
〇障がい者権利擁護センター(福岡県障がい福祉課障がい福祉サービス指導室)【電話】643-3838/【電話】080-8574-7234
〇福祉課福祉係【電話】935-1038
◇高齢者虐待
認知症になった現実を受け入れられないことや、認知症への対応方法が分からないこと、長年の介護疲れやストレス、介護者の孤立などが原因で、言葉の暴力や介護放棄につながることがあります。
虐待を未然に防ぐにはひとりで抱え込まず、専門家に相談したり、介護保険などのサービスを利用したりしましょう。
相談先・問い合わせ:
〇福祉課高齢者包括支援係【電話】935-1041
〇福祉課高齢者サービス係【電話】935-1039
◇DV(ドメスティック・バイオレンス)
配偶者やパートナーからの暴力、性犯罪、性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなどの暴力は、人権を著しく侵害するものであり、決して許されるものではありません。ひとりで悩まずに、まずは誰かに相談してください。周囲の人は、専門の相談機関への相談を勧めてください。
相談先・問い合わせ:
〇かすや地区女性ホットライン【電話】401-5353
毎日10時~17時(木曜のみ19時まで)
※祝日・年末年始を除く
〇配偶者暴力相談支援センター【電話】939-0511
月曜日~金曜日8時30分~17時15分
※祝日・年末年始を除く
〇福岡県配偶者からの暴力相談電話【電話】663-8724
月曜日~金曜日17時~24時
土日祝日9時~24時
※年末年始を除く
〇あすばる相談ホットライン【電話】584-1266
火曜日~日曜日、祝日の月曜日9時~16時30分
祝日を除く金曜日18時~20時30分
※8月13日~15日・年末年始・祝日以外の月曜祝日となる月曜日の翌日を除く
〇福岡県女性サポートホットライン【電話】070-4442-3893
毎日9時~17時
※年末年始を除く
〇まちの魅力推進課地域づくり係【電話】935-1853
■志免町虐待等防止ネットワーク会議を開催しました
町では、児童や障がい者、高齢者に対する虐待、DVの相談に関係する機関・団体の代表者が集まり、町での取り組みについて協議や連携を高めるために、志免町虐待等防止ネットワーク会議を毎年開催しています。
令和6年8月に開催した会議では、さまざまな虐待のケースについて情報を共有したり、無戸籍問題について意見交換を行いました。
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