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自治体の皆さまへ

人権コラム Vol.33

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福岡県田川市

■「やさしい日本語」が架け橋となって
現在、世界では急速に国際化が進んでいます。日本も同様で、多くの外国人旅行者や居住者がおり、観光地だけではなく日常生活の中でも出会う機会が増えてきました。国も言語も多様なはずなのですが、無意識に「外国人は英語を話す」と思い込んでいる人は少なくはないかもしれません。実は、日本に住む外国人は、英語よりも日本語を話すことができる人の方が多いという調査結果があります。そこで、注目されているものが「やさしい日本語」です。難しい言葉(漢字の熟語・敬語・カタカナ語など)を使わずに、本当に伝えたい内容を絞り込んで短くまとめられているため、日本語に慣れていない外国人だけではなく、日本人の子どもや高齢者などさまざまな立場の人でもわかりやすいことが特徴です。国や言語の違いを越えて、お互いの文化を尊重しながら共生することがますます重要になっている昨今。共生社会実現の一歩として「やさしい日本語」を心がけて、大切な情報や思いを伝えていきませんか。

[例]
「土足厳禁」→「靴を脱いでください」
「無料」→「お金はいりません」
・やさしい日本語(文化庁ホームページ)
※二次元コードは本紙25ページをご覧ください

・田川市人権教育・啓発基本計画を公開中
※二次元コードは本紙25ページをご覧ください

問合せ:人権・同和対策課
【電話】85-7133

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