現在、日本人の2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が命を落としています。特に「大腸がん」は、性別に関係なく増加傾向にあります。国の調査によると、主ながん死亡数に占める大腸がんの割合は、男女ともに上位(図1)。国と本市を比較した場合では、本市の大腸がんによる標準化死亡比(※)は、男性では約1.3倍、女性では約1.1倍となっています。そのため、市民のみなさんにとって大腸がんはとても身近で、怖い病気と言えます。一方で、大腸がんは早期発見で95%以上の人が治るため、検診を受けて早期発見をすることが非常に重要です。本市では、40歳以上の人を対象に大腸がん検診を実施しています。痛みも食事制限もない簡単な検査なので、ぜひ検診を受けてみませんか。
※人口の差を除去して死亡率を比較したもの
〈図1〉
男性:
1位 肺がん
2位 大腸がん
3位 胃がん
女性:
1位 大腸がん
2位 肺がん
3位 すい臓がん
《大腸がん検診の簡単4ステップ》
(1)排便容器のラベルに氏名などを記入
(2)排便容器のキャップ(採便棒)を外す
(3)排便棒の先端で、便の表面をまんべんなく、こすりとる。
(4)排便容器のキャップをはめて提出
「痛みも食事制限もなくとても簡単な検査です」
申し込み方法:
(1)コールセンター
【電話】0120-901-529
受付時間:9時~17時
※土日祝日、8月13日(火)~15日(木)、年末年始を除く
(2)予約サイト
※24時間受け付け。予約にはメールアドレスが必要です。
問い合わせ:市保健センター
【電話】44-8270
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