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議会のおしらせ(令和6年9月1日 No.225) (6)

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福岡県田川市

◆個人質問
○日本共産党市会議員団 佐藤 俊一(さとうしゅんいち)議員
「し尿処理施設、ごみ処理施設及び埋立て処分施設」
問:
本年3月議会以降、し尿処理施設の性能保証期間や修繕計画について把握できたのか問う。
答:
田川地区広域環境衛生施設組合に対し、文書で情報提供を求めたところ、同組合長から本市に対して、組合議会ですでに説明している内容であるため、本市選出の組合議会議員から内容を確認すること、また、文書での回答は行わないという返答があった。
問:
次のごみ処理施設の建設建て替え用地に建設予定のサッカー場などに係る建設費用について問う。
答:
組合議会で正式な報告はなされていないが、田川地区8市町村衛生担当課長会議において、およそ9〜10億円との説明を受けている。
問:
サッカー場等の30年間の維持管理費、次回施設更新時に発生する撤去費用について問う。
答:
本市では把握していない。

「バイオマス火力発電所の設置問題」
問:
住民説明会が行われないまま建設が進められているバイオマス発電所について、住民説明会の早急な開催を求めてきたが、3月議会以降の協議の状況について問う。
答:
3月議会以降2度協議を行い、そのうち1回は鹿児島県の南国殖産(株)に市長が直接出向き、田川バイオマスエネルギー(株)の社長を含めて、住民説明会についての本市の考えなどを伝えてきた。住民説明会の開催に向けて調整に入ったところであるが、明確なスケジュールを示すまでには至っていない。
問:
再生可能エネルギー発電設備の設置運用に関して、住民自らが勉強会を開催し、作成した条例案を市長に提出している。その対応について問う。
答:
住民の声を真摯に受け止め、市民が安心して暮らせるよう条例制定に向けて準備を進める。今年度内に条例案を示す予定である。

「物価高騰対策」
問:
国の臨時交付金の残りを活用して、物価高騰から市民生活を支える施策を実施すべきと考える。本市の考えを問う。
答:
学校給食費無償化や子ども医療費無償化拡充施策の財源として臨時交付金は全額を活用したため、残額はない。本市の財政状況から一般財源で独自の支援を行うのは難しいが、国からの臨時交付金などの追加の配分があれば直ちに対応したい

○黎明会 永松 広宣(ながまつひろのり)議員
「軟骨伝導イヤホンの窓口設置」
問:
軟骨伝導イヤホンを本市の窓口に設置することについて問う。
答:
窓口サービスの向上につながると考える。まずは高齢障がい課への設置に向けて検討を行いたい。
問:
同イヤホン購入に、本市の補聴器購入助成を活用できるか。
答:
本市の制度は国に準じており、イヤホン型の助成は難しい。

「総合グラウンドなどのトイレ」
問:
総合グラウンドの年間の利用者数について問う。
答:
令和5年度は2万4562人。ウォーキングなどをする人を含めるともっと多くの利用者がいる。
問:
総合グラウンドのトイレの夜間使用及び清掃状況を問う。
答:
夜間は防犯などの管理上の理由で利用できるトイレを制限している。また、1日1回の点検と月に1度の業者による清掃を行っている。
問:
老朽化した公園トイレの改修計画について、また、改修時に活用できる補助金について問う。
答:
老朽化の状況、利用頻度などに応じ順次改修を実施。建て替えや大規模改修は交付金の対象となる。
問:
スポーツ施設や公園のトイレの現状に対する市長の見解を問う。
答:
公のトイレは美しく整備・管理すべきである。財源を確保し、優先順位をつけて整備を進めたい。

「バイオマス発電所」
問:
排出ガスについて問う。
答:
健康被害のおそれがある物質を法律及び県条例の基準値内に収めるための機器を使用しているとのこと。法に基づく年2回の排ガス測定を行い、基準値を超えるおそれがあれば、発電所の運転が制御される。
問:
近隣への影響について問う。
答:
臭い、騒音、運搬、焼却灰などの影響が考えられるが、適切な対策を取ることとなっている。
問:
他地域のバイオマス発電所で起こった事故の原因について問う。
答:
主な事故は火災で、燃料の木質ペレットなどがコンベアとの摩擦熱で発火したケースなどがある。
問:
糒地区に建設中のバイオマス発電所に係る本市の権限を問う。
答:
バイオマス発電所の建設に関して本市に権限はない。
問:
当該バイオマス発電所の建設について、市長の見解を問う。
答:
事業主には、市民の不安解消のため説明責任を果たしてほしい。今後も継続的に交渉を重ねていく。

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