◆子どもの居場所づくりに若い世代も参加
金山公民館は、小学生が気軽に集まれる場をつくろうと、金山校区の地域団体と共同で、年に数回「子どもの居場所」と題した催しを実施しています。
子どもたちが楽しめるレクリエーションや、夏休みの勉強会、紙芝居を使った人権学習会など内容はさまざまです。みんなで一緒に食事ができる場にもしたいと、昼食を100円で提供しています。
この取り組みには、子どもの居場所づくりを行う団体「コドモテラス」や、コドモテラスの呼びかけで集まった中村学園大学の学生ボランティアが協力しています。
同公民館の藤田治子館長は「地域活動は高齢者が中心となっている中、コドモテラスや学生などの若い世代が継続して参加してくれるので、子どもたちは交流できるのをいつも楽しみにしています。子どもたちが気軽に公民館に遊びに来てくれるきっかけにもなればうれしいです」と話しています。
◆たたき染めに挑戦
12月9日には、草木染め作家の吉屋和鼓(つづみ)さんを講師に招き、たたき染めでオリジナルのエコバッグ作りをしました。
参加した35人の子どもたちは、金山小学校の中庭で摘み取った草や花を木づちでたたいて、個性豊かな模様をエコバッグに付けました。大学生に分からないことを聞いたり、こつを教えてもらったりしながら熱心に取り組む様子が見られました。
昼食は、地域のボランティアが手作りしたカレーを一緒に食べました。
子どもたちからは「毎回参加しています。普段できないことを体験できて楽しいです」「みんなとお話ししながらおいしいご飯を食べられてうれしいです」などの声が聞かれました。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-833-4053【FAX】092-844-1204
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