年末年始は、感染症の流行やヒートショックによる事故、酒の飲み過ぎなどにより救急搬送が増加します。体調管理に十分注意しましょう。
◆インフルエンザの予防
この冬、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されています。以下のことに注意し、感染を予防しましょう。
・手洗いをする
・休養・栄養を取る
・適度な湿度を保つ
・咳(せき)エチケットに配慮する
・人ごみへの外出を控える
▽咳エチケット
・咳、くしゃみをする際はティッシュなどで口と鼻を押さえる
・使用後のティッシュはすぐにゴミ箱へ
・症状のある人はマスクを着用する
問い合わせ:区健康課
【電話】092-645-1078
▽新型コロナワクチン接種
地域のクリニックで接種できます。接種券の番号で予約が必要です。詳しくはホームページ(「福岡市コロナワクチン」で検索)で確認するか、市新型コロナワクチン接種コールセンター(【電話】092-260-8405)へ。
◆ヒートショックに注意
12月には、浴室や脱衣室で転倒、失神する人の救急搬送が増えます。入浴時のヒートショックに注意しましょう。
・入浴前に浴室や脱衣室を暖める
・お湯は41度以下、漬かるのは10分程度
・浴槽から急に立ち上がらない
・食後、飲酒後すぐの入浴は控える
・家族に一声掛けてから入浴する
○ヒートショックとは
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化により血圧が大きく変動することが原因で起こる体の不調のことです。脳卒中や心筋梗塞、浴槽内で溺れることなどにつながり、最悪の場合、命に関わります。高齢者や持病のある人は、特に注意が必要です。
問い合わせ:市消防局救急課
【電話】092-725-6574
◆酒との正しい付き合い方
飲酒の機会が増える年末年始は、酒の飲み過ぎに注意しましょう。翌朝運転する場合は飲酒を控えてください。
・1日の適量はビール1杯(500ml)
・週2日は酒を飲まない休肝日にする
・飲酒後の運動や入浴には注意する
・飲酒の前後に薬を服用しない
・飲酒運転は絶対にしない
▽アルコールの分解には時間がかかります
ビール1杯(500ml)を飲むとアルコールの分解に4時間(女性は5時間)かかります。仮眠を取っても、飲酒運転になります。
▽飲酒運転を見かけたら
次のような車を見かけたら110番に通報してください。
・停止線のかなり手前で停車する
・信号が青になっても発進しない
・ふらついて走行する
・急発進・急加速を繰り返す
・曲がるときに不自然に大回りする
・雨が降っているのに窓を開けて走行する
問い合わせ:区総務課
【電話】092-645-1038
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