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自治体の皆さまへ

はね丸、ごみを減らしたいま~る!

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福岡県筑後市

■家庭の可燃ごみが増えています
平成31年度から増加した家庭系可燃ごみ。その主な要因の一つとして、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学校の休校や在宅勤務などにより、自宅で過ごす時間が増えたことが考えられます。現在は、少しずつごみの量は減少していますが、コロナ禍以前の量までは減少していません。
※[図1]参照。
ごみが増えると、収集に時間がかかり、収集車の増車や人員の増加など、ごみ処理にかかるコストの増加につながります。また長期的に見ると、ごみを焼却する際の二酸化炭素排出量が増え、環境に負荷がかかるだけでなく、焼却後の灰などを処理する埋立処分場を使える期間が短くなってしまいます。

■分ければ資源、混ぜればごみ
令和5年11月17日に実施した燃やすごみ組成分析の結果、燃やすごみの袋の中に、古紙類やプラスチック類などの再資源化できる資源ごみが29・8%、未利用食品や食べ残しなどの食品ロスや調理くずなどの生ごみが34・7%含まれていました。
※[図2]参照。
「分ければ資源、混ぜればごみ」を合言葉に、日々の暮らしの中で、ごみの中から資源を見つけ出し、再利用につなげることでごみを削減することができます。

[図1]1人1日当たり家庭系ごみの排出量

[図2]燃やすごみ袋で排出されたごみの種類(重量比)

◆ごみの削減に向けてわたしたちにできること
●家庭でできる7つのポイント
▽(1)食材は使い切れる分だけ購入する
まだ食べられる状態なのに捨てられてしまう「食品ロス」を削減するためには、「必要な分だけ購入する」ことが大切です。
買い物をする時は、食材の在庫をチェックしたり、必要な具材を書き出したりするなどの工夫で食品ロスを削減しましょう。
また、すぐ食べる物は商品棚の手前から取る「てまえどり」や、市内のスーパーなどで実施している「フードドライブ」にもご協力をお願いします。

▽(2)マイバッグを使う
レジ袋は1度使っただけで廃棄されることが多く、ごみを増やす原因の一つになっています。
また、レジ袋のようなプラスチックごみは、焼却処分の際に二酸化炭素を多く排出します。

▽(3)「使い捨ての物」は使わない
マイボトルやマイ箸を持参すれば、紙コップや割りばしなどの使い捨てのごみを減らすことができます。お気に入りのアイテムを見つけて、楽しみながらエコ活動をしましょう。

▽(4)詰め替えの物を利用する
シャンプーやボディーソープなどは、詰め替えができる物を利用しましょう。ごみを減らせるだでなく、コストカットも期待できます。

▽(5)フリマサイトなどを活用する
不要な物を手放す方法の一つに、不用品などを持ち寄って取引するフリーマーケットがあります。自分にとっては不要な物も、誰かにとっては必要な物かもしれません。

▽(6)ごみの分別を徹底する
リサイクルをするためには、ごみの分別をしっかり行うことが必要不可欠です。できる限り多くの物をリサイクルしましょう。

▽(7)生ごみ処理容器を使う
生ごみの量を減らし、肥料として再利用することができます。臭いも軽減されるため、積極的に活用しましょう。
市は、家庭から出る生ごみのたい肥化を推進するため、生ごみ処理容器の購入補助をしています。

●3Rを始めよう!
限りある資源を守り、持続可能な未来のために、3Rを始めてみませんか。

▽3Rとは
リデュース(Reduce):ごみを減らす(発生抑制)
リユース(Reuse):物を繰り返し使う(再使用)
リサイクル(Recycle):資源を再利用する(再資源化)

◆美しい筑後を子どもたちへ
環境衛生協議会会長・環境美化巡視員 三浦德さん
私たち環境美化巡視員は、各行政区から推薦され、市民と行政を結ぶパイプ役として、また、地域におけるごみ減量・リサイクルを推進するリーダーとして、活動しています。「美しい筑後を、子どもたちへ」を合言葉に、各地域で資源ごみの分別指導や不法投棄防止パトロールなど、現在、113人の巡視員が環境美化の促進に励んでいます。さらに、各地域のごみ集積場では、地域コミュニケーションの向上に努めています。
市民の皆様さまには、「資源ごみは、燃えるごみ袋に入れない、そして、家庭の中で種類ごとに分別する」ことをお願いしたいと思います。
心がけ次第で未来は変わります。是非(ぜひ)、ごみの分別をはじめ3Rを積極的に実施し、ごみの搬出量を減らしましょう。

問合せ:かんきょう課
【電話】53-4120

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