令和6年度 築上町の予算

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一般会計…124億2,944万円(6.7%↑)
特別会計…24億1,787万円(2.3%↓)
令和6年度当初予算は、3月議会で議決されました。予算規模は、昨年度と比べて7億8,034万円(6.7%)の増額となっています。
増額の主な要因は、図書館整備事業、小中一体型校整備事業、社会福祉施設整備事業等の普通建設事業費が増額になったためです。
これらの事業の財源には、旧合併特例事業債や過疎対策事業債などの交付税措置がある有利な町債を活用し、世代間の負担の平準化に努めています。

■一般会計歳入
町の主な財源である地方交付税は、1億1,748万円(3.3%)の増となっています。
町税は、国の減税政策を見込み、1,352万円(0.9%)減で計上しています。町債の発行は旧合併特例事業債や過疎対策事業債などの発行増により、8億7,890万円(123.0%)の増となっています。また、各種基金から2,235万円(1.3%)増の17億3,050万円の繰入金を計上しています。

■みなさんが納める町税の内訳　※()は前年比
町民税…6億6,193万円(1,302万円↓)
固定資産税…6億4,790万円(160万円↑)
軽自動車税…6,391万円(24万円↓)
町たばこ税…1億83万円(186万円↓)

■特別会計予算額　※()は前年比
住宅新築資金等貸付事業…290万円(11.2%↓)
奨学金貸付事業…589万円(16.3%↑)
椎田駅前周辺活性化促進事業…74万円(469.2%↑)
霊園事業…450万円(0.9%↓)
国民健康保険…19億9,022万円(1.3%↓)
後期高齢者医療…4億823万円(8.0%↑)
西角田財産区…151万円(90.4%↓)
葛城財産区…217万円(87.8%↓)
上城井財産区…172万円(94.8%↓)
合計24億1,787万円(2.3%↓)

※特別会計の合計は各会計を合計して四捨五入しているため、各会計毎に表示単位の足し合わせた合計と一致していません。

◇各会計の予算書を閲覧することができます。
・企画財政課で閲覧できます(公営企業会計(上水・下水)を除く)。
・町ホームページでも財政状況(決算)などを公表しています。

問合せ：企画財政課財政係
【電話】(内線324)

■一般会計歳出
人件費は1億9,090万円(10.1%)の増、維持修繕費は1億468万円(25.5%)減、公債費(借金返済)は1億1,588万円(8.9%)減となりました。普通建設事業費は、図書館、小中一体型校、社会福祉センターの整備などにより、7億8,118万円(57.1%)増となっています。

性質別グラフ

目的別グラフ　※()は構成比

■令和6年度の主な事業
◇新規事業　ソフト事業
・築城基地周辺財産利活用事業…525万円
築城基地周辺の防衛省管轄の土地を、町の振興を目的に有効な利活用を計画します。
・DX推進事業…724万円
庁内のDX推進体制を整備し、町民の方の利便性向上のため、各種申請のオンライン化などのDX推進を行います。
・障がい児等保育事業費補助事業…454万円
障がい児を受け入れている保育所で、障がい児保育を担う職員を増やして配置している場合に、その経費を補助し、障がい児保育を推進します。
・空き家等実態調査事業…1,476万円
町内の空き家の実態を把握し、危険家屋の早期撤去を促し、固定資産の課税や空き家バンクなどへの活用を行います。
・旅券(パスポート)発給事務事業…136万円
福岡県が行っている旅券発給事務の権限移譲により、町で旅券の発給ができるようにします。
・国際交流事業…223万円
グアムの中学校と町内の中学校の姉妹校締結を推進します。

◇継続事業　ソフト事業
・保育所等給食支援費補助事業…351万円
物価高騰対策として民間保育所の給食費の一部を補助します。保護者の給食費の負担を軽減し、子育てを支援します。
・町内小中学校給食無償化事業(ふるさと応援基金事業)…6,180万円
町内小中学校の給食費を無償にし、保護者の給食費負担をなくして子育てを支援します。

◇継続事業　ハード事業
・図書館整備事業…7億319万円
築城支所を図書館として整備するための改修工事を行います。
・社会福祉施設整備事業…3億5,443万円
椎田社会福祉センター(自愛の家)の改修工事を行います。
・小中一体型校整備事業…2億6,421万円
椎田中学校の敷地に小中一体型校を整備するための基本設計、実施設計を行います。
・椎田駅北口公衆トイレ整備事業…5,218万円
椎田駅前にバリアフリー対応の誰もが利用しやすい公衆用トイレを整備します。