■高齢者虐待をなくすために
高齢者(65歳以上)虐待は、養護者(世話をする人)が「虐待をしている」という自覚なく行っていることが多いです。一人で、または家族で頑張りすぎていませんか。介護は、長くなるほど心身に負担がかかります。高齢者が尊厳を持って安心して暮らすために、高齢者やその家族を支援し、虐待をなくしていきましょう。
■高齢者虐待のサインの例
・体にやけどや傷がみられる
・入浴や体を拭くなどの世話をめったにしてもらえない
・排泄に失敗した罰として、下半身を裸にさせられている
・住居が極端に不衛生だったり、異臭がしたりする
・家から高齢者や家族の怒鳴り声や悲鳴などが聞こえる
・高齢者が管理できるのにお金を使わせてもらえない
・訪問しても高齢者に会えない、または会おうとすると養護者から嫌がられる
・「家にいたくない」「怒られる」などの訴えがある
・急におびえたり、恐ろしがったりする
・養護者が高齢者に対して過度に乱暴な口のきき方をする
■地域で高齢者を見守りましょう
全ての人が住み慣れた地域で安心して暮らすためには、助け合える地域づくりに取り組んでいくことが大切です。高齢者や介護をしている人たちが孤立しないように温かく見守り、支え合っていきましょう。
介護のことを誰にも相談できずに自分だけで悩んでいませんか?
ささいなことでも相談することで、高齢者に医療や介護サービスなどの適切な対応を行うことができ、介護負担も軽くなります。無理をせず、サービスや制度を利用して負担を減らすようにしましょう。また、「虐待かもしれない」と思った場合も相談してください。秘密は守られますので安心してください。
問合せ:芦屋町地域包括支援センター(役場福祉課内)
【電話】223-3581
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