■「地域共生社会」という言葉を知っていますか?
「地域共生社会」とは、地域住民や地域の多様な主体(行政・自治区・事業所・ボランティア団体など)が参加し、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域を一緒につくっていく社会のことです。
近年、ライフスタイルの変化などのため、日頃の「困りごと」や「心配ごと」が複雑化・多様化しています。自分や家族だけでは解決できないことも増えているため、住民同士の支えあいがますます重要になっています。
◆愛の福祉ネットワーク事業
芦屋町社会福祉協議会では、地域での支えあい活動の一つとして、「愛の福祉ネットワーク事業」を行っています。この事業では、地域の人同士で見守り活動を推進し、異変を感じたら住民主体で話し合い、解決を図っています。必要があれば他の団体につなぐこともあります。互助の精神から生まれたもので、10年以上実施している自治区もあります。
◌江川台区での地域交流会の様子
芦屋かるたを使って町の歴史を学ぶ交流会では、参加者が町の歴史を語り合いました。このように顔を合わせてつながりを作ることで、互いの様子を確認することができます。また、情報を共有し、気になる人への対応を行っています。
◌はまゆう区での地域交流会の様子
交流会を行い、地域の住民が集まり、顔を合わせることで、つながりを作っていきます。公民館まで来られない人は、要見守り配慮者として、遠くから見守りつつ、必要があれば自宅を訪問し、体調の確認をすることもあります。
高齢者や障がいのある人、子どもなど、すべての人が住み慣れた地域で支え合いながら、自分らしく幸せに暮らすためには、あらためて人と人とのつながりを見直し、地域の問題を「我が事」として考えていくことが大切です。
問合せ:芦屋町社会福祉協議会
【電話】222-2866
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