■おやつの楽しみ方!
◇おやつはいつ食べるもの?
食事と食事の間隔は、4~5時間が理想的です。しかし、朝食と昼食、昼食と夕食など、食事と食事の間が6~7時間くらい空いてしまうことがあります。このようなときは、そのあとの食事の食べ過ぎを防ぐために、午前10時、午後3時など食事の間に、軽めのおやつをとることをおすすめします。また、こどもや高齢者で、1回の食事量が少なく、3回の食事では十分な栄養がとれない場合にも、おやつの時間を活用すると、不足しているエネルギーや栄養素が補給しやすくなります。しかし、おやつの量やエネルギーが多すぎると、食事がきちんと食べられなくなったりタイミングがずれてしまったり、生活のリズムが乱れる原因となります。また、夕食以降や夜遅くの夜食は、食べたものを脂肪として体にため込みやすくなるため、おやつは日中に食べるようにしましょう。
◇おやつはお菓子?
「おやつ」というと、甘いケーキやチョコレート、せんべいなどのお菓子を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、おやつは必ずしもお菓子とは限りません。お菓子は生活の中の楽しみの部分ですが、思った以上に炭水化物や脂質、エネルギーの高いものが多いです。スナック菓子においては、食塩も多く含まれています。
お菓子を楽しむ場合は、少量を小皿にとることや、小袋のものを選ぶようにするとよいでしょう。また、飲み物には砂糖が多く含まれる炭酸飲料やコーヒー飲料ばかりではなく、砂糖が含まれないお茶を選ぶことをおすすめします。
◇どんなおやつをどのくらい食べていいの?
一般的には、1日に200kcal程度が適量だといわれていますが、1日に摂取するエネルギー量が消費するエネルギー量を超えないように、食事だけでなくおやつも含めて調節するとよいでしょう。日本人に不足しがちなカルシウム源となる、ヨーグルト・チーズなどの乳製品や、ビタミン、食物繊維を補うために果物をおやつとして取り入れるとよいでしょう。
また、活動量の多いこどもには、食事の代わりにもなるおにぎりや野菜スープを取り入れたりすることで、食事だけでは補えない栄養素やエネルギーを上手に補うことができます。
◇おやつのあみだくじゲーム!
みんながいつもたべているおやつはどんなものがおおいかな?
ひごろのおやつをあみだくじゲームでふりかえってみよう!
出典:文部科学省「小学生用教材たのしい食事つながる食育」を加工して作成
問合せ:健康づくり係
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