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自治体の皆さまへ

すくすく伊達っ子!

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福島県伊達市

■4月1日に「伊達市元気な子ども・みんなの子育て条例」が施行。
市では、市内に住むすべての子ども(伊達っ子)が自分の居場所を実感して生き生きと成長し、保護者は過度な負担を感じることなく子育てができるよう、令和6年4月1日に「伊達市元気な子ども・みんなの子育て条例」を制定しました。
条例では、地域全体による子育て支援を図るため、市や伊達っ子をはじめ、市民や事業者などそれぞれの役割を定めました(下図参照)。
伊達っ子が元気に成長できるよう、地域のみんなで子育てに取り組みましょう。

■伊達っ子の誓いとは?
市内小中学生に学校生活や家庭生活を送る上で、大切にしたい(大切にしている)こと、心がけたい(心がけている)ことを募集し、自ら考え、行動できる指針として令和5年に策定しました。

■毎月1日は伊達っ子こどもの日
元気にがんばっている伊達っ子が、普段以上に大人たちと多く語らい、感謝の気持ちを伝える日として創設しました。勉強や習い事、仕事や家事で毎日忙しいですが、家族でゆっくり話す時間を作ってみませんか?

■皆さんから意見をいただきました
(1)アンケートを実施(令和5年7月~8月)
市内在住の人を対象に実施し、児童生徒1825人、成人1255人が回答。
(2)D20サミットを開催(令和5年10月1日)
市内小中学校の代表20人が参加。アンケート結果から見えてきた実態をもとに、「家族で楽しく食事をするための工夫」や「学校の好きなところ」「将来の夢」などを発表しました。
(3)関係団体からの意見聴取
子ども・子育て会議、主任児童委員などから意見などを求めました。

■子ども・子育て支援への施策(10〜26条抜粋・要約)
伊達っ子が応援されていることを実感し、自己肯定感をしっかり持って社会的自立を図るため、「子育て家庭への施策」、「伊達っ子の生き抜く力を育てる施策」、「伊達っ子の人権を守る施策」および「伊達っ子を中心とした楽しいまちづくりの施策」の4施策を推進します。

◇支えます
子育て家庭への施策を推進します。伊達っ子や保護者が安心して相談できること、誰もが充実した支援を受けられること、安心して自分らしくいられる場があることは、伊達っ子の健やかな育ちに必要なことです。市は保護者とともに伊達っ子が健康で心穏やかな生活が送られるよう伊達市版ネウボラの充実や関係機関と連携した相談体制の構築などを推進します。

◇守ります
伊達っ子の人権を守る施策を推進します。全ての伊達っ子は個人として尊重され、基本的人権が守られ、差別的な扱いを受けることがないようにしなくてはなりません。市は虐待防止、いじめや不登校などへの取り組みを推進します。また、ヤングケアラーへの配慮や性別に関する差別防止の施策も推進します。

◇応援します
伊達っ子の生き抜く力を育てる施策を推進します。伊達っ子が生涯にわたって体も心も社会的にも幸せな状態で生活を送るには、伊達っ子がみんなに愛され、支えられさまざまなことを学びながら自己肯定感を高めること、望ましい生活習慣を築くことが大切です。市は子どもたちのがんばりを応援すること、無理のない範囲でお手伝いをすること、メディア依存を防止する取り組みなどを推進します。

◇楽しみます
伊達っ子を中心とした楽しいまちづくり施策を推進します。伊達っ子にとって遊びや体験活動は、知的好奇心を満たし健やかな育ちの核になります。市は伊達っ子の意見表明や社会参加を促す取り組みを推進します。毎月1日を伊達っ子こどもの日と制定します。

■大人(おとな)から子(こ)どもたちへのメッセージ
アンケートでは、「大人から子どもたちへのメッセージ」の項目もあり、320件ものメッセージが寄せられました。
メッセージを頂いた皆さん、ありがとうございました。

◎いつも元気(げんき)をありがとう!いつも笑えがお顔をありがとう!そして生(う)まれてきてくれてありがとう!
(梁川地域50代)

◎わたしは、障(しょう)がい者しゃですが、子(こ)どもたちは、わたしに対(たい)してとても親切(しんせつ)にしてくれて、とってもうれしいです。
(霊山地域40代)

◎わたしは伊達市(だてし)に生(う)まれ、50年(ねん)…。自然豊(しぜんゆた)かで、おいしい果物(くだもの)・野菜(やさい)がたくさんあって、安心(あんしん)して暮(く)らせる伊達市(だてし)が大好(だいす)きです。みなさんもこのまちに誇(ほこ)りをもって、何年経(なんねんた)っても、何歳(なんさい)になっても『あー伊達市(だてし)はいいどごだな~いいまぢだな~』と思(おも)えるといいですね!
(保原地域40代)

◎「未来(みらい)は明(あか)るい」ばかりではないこと、うすうす気(き)がついている子(こ)どもたちもいるかもしれません。でも、考(かんが)えること、行動(こうどう)することをあきらめずに、自分(じぶん)の手(て)で明(あか)るい未来(みらい)を引(ひ)きよせてほしいと思おもいます。あなたの近ちかくにはかならず、味方(みかた)をしてくれる人(ひと)はいるはずです。
(月舘地域40代)

◎休(やす)みの日(ひ)は家(いえ)に帰(かえ)ってきたらすぐ寝(ね)てしまうくらい外(そと)で遊(あそ)んで、えんぴつが1日(にち)で短(みじか)くなってしまうくらい勉強(べんきょう)して、もう食(た)べられないくらいたくさん食(た)べてください。
(伊達地域40 代)

※いずれも原文のまま掲載

問合せ:こども未来課企画管理係
【電話】573-5691

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