フレイルとは「加齢とともに筋力や活力が低下し、心身の回復力が弱まっている状態」のことをいいます。フレイルを放置すると、筋力が低下して転倒しやすくなり、骨折したり、認知症になったりするなどして、要介護状態になる可能性も高くなります。
■運動の前に、タオルを使ったストレッチをしてみましょう
タオルを持つことで、バランスがとりやすくなり、手先まで力が入るようになります。反動をつけずにゆっくりと大きく動かすことが、血行を良くするポイントです。
■体操する際の注意点
・運動中は回数を数えながら、呼吸を止めないで行う
・膝や腰などの関節に痛みが出ない程度に行う
▽タオル体操
※少し長めのタオルを使うのがおすすめです。それぞれ5~10回繰り返し、慣れてきたら回数を増やしましょう
(1)背伸び
両手は肩幅程度に開き、タオルをピンと張りながら握る。両手をゆっくり前から上にあげて背伸びをする。
(2)脇伸ばし
両手を前から上にあげて、背筋を伸ばしながら、体を横に倒す。
(3)ウエストねじり
タオルを広めに持ち、正面に上げる。腕を伸ばしたまま、上半身を左右交互にひねる。上半身をひねるときに、足が床から離れないように注意。
問合せ:高齢福祉課
【電話】39-1290
<この記事についてアンケートにご協力ください。>