・行事食は、季節に合わせた旬の食材を取り入れることが多いため、美味しさだけではなく、それぞれの時期で体に必要な栄養を取り入れることができます。
・大人から子どもへ伝える、日本の行事食について
お正月や節句など、日本には昔から季節ごとにたくさんの年中行事があります。その行事やお祝いの日に食べる特別な料理が「行事食」です。昔から受け継がれてきた行事食に込められた思いや意味を知ることで、より深く日本の食を楽しむことができます。ぜひご家庭でも、家族で一緒に行事食を作りながら、由来や意味のお話をしてみてください。
■みんなで一緒に作ってみよう!~フライパンで簡単 伊達巻き~
▽伊達巻きの由来・意味
巻かれた形状が巻き物に似ていることから学業成就の願いが込められている。
黄色は子宝を連想させ、材料である卵の丸い形は家庭円満を表し、子孫繁栄の意味が込められている。
▽材料(2~3人分)
・はんぺん 100g
・卵 4個
★砂糖 大さじ2
★しょうゆ 小さじ1
★みりん 大さじ1
★料理酒 大さじ1
★はちみつ 小さじ1
・サラダ油 適量
▽作り方
(1)フードプロセッサー(またはミキサー)に適当な大きさに切ったはんぺん、卵、★の調味料を入れ、滑らかな生地をつくる。
(2)ザルなどで生地をこし、より滑らかな生地にする。
(3)フライパンに薄く油をひき、弱火にし、フライパンが温まったら(2)の生地を流し込む。
(4)蓋をして、弱火で焼き色がつくまで焼く。(目安時間:7~10分)片面が焼けたら、ひっくり返して裏面も同様に、蓋をして焼く。(目安時間:1~2分)
(5)焼けたら、フライパンから取り出して、焼き色の濃い方を下にして巻きすの上におく。
(6)生地の内側に、2cm間隔目安で1~2mmの隠し包丁をいれる。次に、巻きすで少しきつめに巻いていく。
(7)1度巻いた巻きすを外して、巻いた状態の伊達巻きをもう一度巻きすで巻いていく。
(8)両端を輪ゴムでしっかり止めて、形をつけるために冷やす。両端を1~2cm切り落とし、好みの厚さに切ったら、完成!!
※お子さんと作る場合は、包丁の扱い・やけど等の怪我には十分注意しましょう。
問合せ:健康福祉課 健康づくり係
【電話】0240-33-0131
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