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京丹波町・双葉町子ども交流事業

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福島県双葉町

8月3日から5日、双葉中学校の代表生徒9人と舘下明夫教育長、双葉中学校の新田勇雄校長、山本眞理子教育長職務代理者、江井俊雄社会教育委員の会議議長と町立学校ALTなどが友好町である京都府京丹波町を訪問しました。
京丹波町では、昨年双葉町を訪問した8人の生徒を含む中学生7人、高校生9人とともに体験・交流事業などを行い、お互いの友好の絆を深めることができました。

■8月3日
早朝いわき市を出発し、新幹線と特急を乗り継ぎ、正午過ぎに京丹波町に着きました。
京丹波町役場で開会式を行い、京丹波町の畠中源一町長、松本和久教育長から温かい歓迎のことばをいただき全員で記念撮影をした後、生徒と畠中町長との懇談が行われました。京丹波町でおすすめの場所やイベント、美味しい食べものなどについて丁寧に答えていただきました。
また、町内産木材を建物の柱、内装に使用した京丹波町役場の庁舎と旧質美(しつみ)小学校(廃校になった小学校の校舎を活用した施設)を見学しました。

■8月4日
2日目は、昨年双葉町を訪問した生徒8人を含む16人の京丹波町の中学生、高校生との交流が行われました。午前中は和知(わち)ふれあいセンターで、京丹波町の伝統文化「和知人形浄瑠璃」(京都府指定無形民俗文化財に指定されています)と「和知太鼓」体験、和知中学校生徒による上演を見てから体験を行いました。堀本泰成さん(双葉中3)は「初めて人形を操って、思ったよりも重かった」と感想を述べました。
午後は、須知(しゅうち)高校でさけるチーズ作りに挑戦し、作ったチーズを使いピザを焼いて食べました。
生徒たちは1年ぶりの再会でしたが、お互いに名前を呼びあい楽しく話をする様子も見られました。夜は研修センターあかまつに宿泊し、バーベキューをしてさらに交流を深めました。

■8月5日
3日目は朝食を終えるとすぐに解散式を行いました。京丹波町の生徒を代表し石川優雅さん(須知高2)から「今年も楽しく交流することができて良かった。京丹波町の思い出を双葉町に持って帰ってくれたら嬉しいです」とお別れの言葉をいただきました。
京丹波町から京都市内への移動は、トロッコ列車に乗り渓谷の風景を楽しみ、市内の仁和寺と金閣寺を見学しました。仁和寺では、双葉町出身で仁和寺の学芸員を務める朝川美幸さんに案内していただきました。

■発表・交流
8月4日、伊澤史朗町長は、森隆史副町長とともに京丹波町を訪問し、須知高校での体験交流事業を見学した後、京丹波町役場で行われた発表交流に出席しました。
発表交流には、畠中町長、松本教育長も参加し、生徒がそれぞれの学校紹介と事業参加への思いを述べ、お互いに質問しあいました。昨年参加した京丹波町の生徒は、福島県や双葉町に関心を持つようになり、復興のためにできることはないか考えるようになったと話しました。

今後も、両町は交流事業を継続していきます。

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