■赤ちゃんを守るために〜乳幼児突然死症候群(SIDS)強化月間〜
▽乳幼児突然死症候群(SIDS)
それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく睡眠中に突然死亡してしまう病気です。
SIDSの予防方法は確立していませんが、3つのポイントを守ることで発症率が低くなるデータがあります。
12月以降の冬期に発症する傾向が高くなっています。赤ちゃんをSIDSから守るために、理解を深めましょう。
●母乳育児がおすすめです
母乳で育てられている赤ちゃんのほうがSIDSの発生率が低いということが研究で分かっています。
人工乳が直接的な原因となるとは言えませんが、できるだけ母乳で育てることがおすすめです。
●あおむけに寝かせましょう
1歳になるまでは、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、あおむけに寝かせましょう。SIDSだけでなく、睡眠中の窒息事故を防ぐうえでも有効です。
●たばこに気を付けましょう
たばこはSIDS発生の大きな危険因子です。妊婦の喫煙はもちろん、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に受動喫煙防止の協力を求めましょう。
Q.睡眠中にうつぶせ寝になった場合は、再びあおむけ寝の姿勢に戻す必要がありますか?
A.自分で寝返りができるようになったら、あおむけ寝の姿勢に戻す必要はないとされています。重要なことは、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげることと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることです。
問合せ:保健課 健康推進室
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