文字サイズ
自治体の皆さまへ

歴まちさんぽ~千年の歴史を未来へ~Vol.87

9/29

福島県国見町

国見町は、千年以上育まれてきた国見の歴史・伝統・文化をこれから百年後に伝えていくため、これらを生かした「歴史まちづくり」を進めています。このコーナーでは町や地域が行っている取り組みについて、毎月お伝えしています。

■あつかし歴史館×大木戸むらづくりの会「七夕まつり」
あつかし歴史館「七夕まつり」を7月27日に大木戸むらづくりの会と連携して開催しました。ひまわりが咲く会場には多くの親子が訪れ、七夕の飾りつけや化石鉱物の発掘体験、お絵描き風鈴作り、メダカすくいなどたくさん挑戦していました。
また、毎年恒例の流しそうめんには、子どもからお年寄りまで多くの方が参加し、夏の風物詩を味わっていました。
次回は、秋に「あつかしまつり」のイベントを企画しています!

■歴まちインフォメーション 福島県歴史資料館移動展「佐久間文書からみる森山の歴史」
森山の旧家が所蔵する「佐久間成章(さくましげあき)家文書」は、江戸時代に町内有数の名家であった佐久間家の歴史を伝え、当時の森山・国見の様子を知ることのできる貴重な史料です。県歴史資料館に寄託されている史料の移動展として特別展示を開催します。
会期:10月2日(水)から12月8日(日)午前9時から午後4時30分
会場:あつかし歴史館第2研修室
※休館日…毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
内容:佐久間成章家文書ほか

▽関連講演・展示解説
日時:11月4日(月・祝)午後1時30分から午後3時30分
会場:大木戸ふれあいセンター
講師:小野孝太郎氏(県歴史資料館学芸員)
※展示説明はあつかし歴史館

▼展示の見どころを少し紹介!~国見を超えて活躍した佐久間家~
▽佐久間家のすごいところ(1)
屋敷や家の間取りなどの吉凶を占う「家相学(かそうがく)」を大坂で学び、安倍清明(あべのせいめい)の子孫にあたる京都の土御門家(つちみかどけ)から「陰陽師(おんみょうじ)」と認められ、家相・陰陽道の両分野で東北の中心的役割を担う家となりました。

▽佐久間家のすごいところ(2)
源氏の一族新田(にった)氏の末裔である岩松(いわまつ)家の旧臣と認められ、名字帯刀などの特権を与えられた名家でした。また、剣術などの武術でも多くの門下生が集い、関連する石碑も残されています。

問合せ:
企画調整課地域振興係【電話】585-2967
あつかし歴史館【電話】585-4520

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU