■安達三十三観音を巡る
~ふるさと歴史講演会~
「安達三十三観音を巡る」と題して、二本松市文化財保護審議会委員の佐藤克男氏によるふるさと歴史講演会が行われました。釈迦、菩薩、明王、天、童子の尊格の話や我が国における仏教の始まりなどについてとても分かりやすくお話いただきました。10世紀頃の観音信仰から全国各地に三十三観音が出来、江戸時代1600年中頃、二本松藩公丹羽光重のときに藩内三十三観音が開基され巡礼が普及したとのことです。ふるさと歴史再発見のきっかけとなる講演でした。
■県立博物館へ貸出
~台田遺跡出土の土器~
玉井字油渕・山城にある台田遺跡は、縄文時代中期(今から四千年ほど前)に営まれた大きな集落跡です。その台田遺跡8号住居跡から出土した土器を現在福島県立博物館に貸し出しています。台田遺跡の大きな特色は、竪穴式住居の中に設置された2mほどもある大型の複式炉です。この土器もこの複式炉で煮炊きに使われていたのかも知れません。
7月6日~9月1日まで県立博物館で開催の「縄文DX-会津・法正尻遺跡と交流の千年紀-」で展示される予定です。
■さあ、キミも!
~人生を素敵に~
青少年読書感想文コンクールの課題図書、福島県すいせん図書が決まりました。例年通りふるさとホールでも配架予定です。人生を素敵にする本が君を待っています。是非手に取ってみてください。
■~年中行事再現~七夕
日時:7月6日(土)午前10時
場所:あだたらふるさとホール
内容:
★七夕の話
★本の読み聞かせ
★短冊・飾り作り
★笹竹への飾りつけ
参加をお待ちしています!
問合せ:あだたらふるさとホール(大玉村歴史民俗資料館)
福島県安達郡大玉村玉井字西庵183
火曜日・年末年始休館
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