■熱中症予防について
◇熱中症とは
体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症することもあり、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気です。
◇熱中症予防のための行動ポイント
・室内でも外出先でも、のどが渇く前に水分補給をしましょう。運動や作業を行ったとき、多くの汗かいたときは塩分も補給しましょう。
・エアコンや扇風機を使用し、室温と湿度の調整を行いましょう。28℃を超えると熱中症の危険性が高まります。換気を行う際もエアコンはつけたままにしましょう。
・暑い日や暑い時間帯は無理をしないように。涼しい服装を心がけ、外出時には日傘や帽子を活用し、農作業時には帽子のほかに吸湿速乾性の衣類の着用、空調服や送風機を活用しましょう。
・農作業などは、複数名で行う、時間を決めて連絡をとり合うなど、できるだけ単独作業は避けましょう。
◇注意!
・暑さの感じ方は、人によって異なります。また、その日の体調や暑さに対する慣れなども影響しますので、普段から体調の変化に気を付けましょう。
・熱中症患者のおよそ半数は65歳以上です。高齢者や障がいをお持ちの方は、暑さや水分不足による感覚機能や暑さに対するからだの調整機能が低下しているので、特に注意が必要です。また、お子さんの場合も、体温の調整能力がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります。
参考:厚生労働省・農林水産省ホームページ
■肝炎ウイルス検査は受けましたか?
~7月28日は、日本肝炎デーです~
◇肝炎とは…
・ウイルス性肝炎は、肝炎ウイルスに感染して、肝臓の細胞が壊れていく病気です。
・肝がんの原因となるB型・C型肝炎ウイルスの持続感染者は全国に200万人以上いると推計されています。
・肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、肝炎ウイルスに感染しても、ほとんどの場合自覚症状がありません。気づかないうちに、肝硬変や肝がんへ重症化する恐れがあります。
・肝がんの原因の約60%がウイルス性肝炎です
◇検査の重要性
肝炎は、早期に発見し、早期に治療すれば重い病気になるのを防ぐことができます。
40歳以上の方で、今までに肝炎ウイルス検査を受けたことがない方は、村の検診でも肝炎ウイルス検査が受けられますので、早めに検査を受けましょう!
・肝炎ウイルス検査のお申込みは、健康福祉課保健係まで御連絡ください。受診の際に必要となる受診録等の御案内を送付いたします。
・その他、県の委託医療機関や、県内の各保健所においても検査を受けることができます。詳しくは、各保健所にお問い合わせください。
問合せ:健康福祉課 保健係(保健センター内)
【電話】24-8114
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