■01 相続登記に関するQ and A
▽法定相続情報証明制度について
Q.法務局で相続人の証明をしてくれる制度(「法定相続情報証明制度」)があると聞きましたが、どのようなメリットがありますか?
A.法務局で相続人を証明する「法定相続情報証明制度」があり、この制度を利用すると「法定相続情報一覧図の写し」が交付されますので、亡くなった方名義の預貯金などの払戻しや相続税の申告、相続登記などの各種相続手続きにおいて、戸除籍謄本の代わりとして利用することができます。
この「法定相続情報一覧図の写し」は、必要な範囲で複数通を無料で交付できますので、いくつもの相続に関わる手続きがある場合には、同時に手続きを進められ、時間短縮にもつながります。
制度の利用方法など詳しくは、法務局のWebサイト(【URL】https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/index.html)をご覧いただくか、最寄りの法務局にお尋ねください。
※各種相談手続きで必要となる書類は各機関により異なりますので、必要となる書類は提出先の各機関にお問合せください。また、被相続人や相続人が日本国籍を有せず戸除籍謄本を添付することができない場合などには、この制度を利用できないことがあります。
※「令和6年4月1日から相続登記が義務化されます。」「あなたと家族をつなぐ相続登記」
(【URL】https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00435.html)
問合せ:
福島県司法書士会【電話】024-534-7502
福島地方法務局若松支局【電話】0242-27-1501
■02 柳津町内企業等求人情報
■03 消防署だより-山火事に注意!-
山火事は、空気が乾燥し草木が芽吹く前の春先に多く発生しています。燃えてしまった森林をもとの姿に戻すのは多くの時間が必要です。
山火事を起こさないため、次のことに注意しましょう。
・枯れ草などのある場所では、たき火をしないこと。
・強風時および乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
・たき火の場所を離れるときは、完全に消火すること。
・たばこの吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てはしないこと。
・時期に限らず、火遊びをしないこと。
もし、山火事を起こしてしまった場合には…
はじめは火が小さくとも、山火事の火は回りがはやく、いつの間にか火に囲まれて逃げられなくなってしまいます。
無理して自分だけで消そうとせず、119番通報して安全な場所へ避難しましょう。
問合せ:火事・救急・救助は119番へ!会津坂下消防署柳津出張所
【電話】0241-42-2150
■04 宮下病院だより
▽人生会議
県立宮下病院 医師 小野正博
高齢の方が急に心肺停止になり、救急車で病院に運ばれてくることがあります。心臓マッサージと人工呼吸をされて搬送されてきます。心臓マッサージは正式には「胸骨圧迫」と言い、胸の真ん中にある骨を強く押すことを言います。ほとんどの場合、そのまま病院で亡くなられます。80代、90代まで生きて来られた方の最期がこれでよかったのかと考えさせられます。
人生の最期を迎えるにあたり、どこでどのような最期を迎えたいのか、家族や主治医らと相談することを「人生会議」と言います。ポイントは1分1秒でも長生きしたいのか、それとも、長生きはいいから苦痛のないようにしてほしいのかということです。
ぜひ元気なときからご家族や主治医と話してみてください。
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