■桑折町文化祭
「あふれる笑顔文化交流の輪」
第48回桑折町文化祭が10月28日、29日の2日間、町民体育館とイコーゼで開かれ、町内外から約1200人が訪れました。今年のテーマは、「あふれる笑顔文化交流の輪」。前年度より参加団体が増え、新型コロナウイルスの影響で見合わせていたお楽しみ抽選会も再開し、会場は喜びを分かち合う笑顔で満ちていました。
体育館では、子どもから大人まで、多くの地域住民が手掛けた絵画や書道、写真などが一堂に展示。一つ一つ丁寧に作られたことがうかがえる手工芸や、町内の幼稚園児や小中学生が手掛けた力作が並び、来場者は足を止め、こだわりや個性をじっくり感じ取っていました。イコーゼでは、約16団体が歌やダンス、合奏など、日ごろの活動成果を発表。観客席からは自然と声援や手拍子が沸き起こり、あたたかい雰囲気の中、会場は熱気に包まれました。
■防災標語コンクール表彰式
「17文字に託す防災意識」
桑折地区住民自治協議会主催による「防災・自然災害」をテーマとした標語コンクールの表彰式が10月30日、醸芳小学校で行われました。
標語コンクールは、同校の子どもたちの防災や交通安全に対する意識向上を図るため、平成22年から毎年夏休みの宿題として実施しています。今回の表彰式では、応募総数88作品の中から優秀作品に選ばれた5、6年生の児童16人に、工藤信悦会長より賞状が手渡されました。優秀作品は、立て看板として地域内の道路脇に掲げ、地域の皆さんの防災意識向上に役立てられます。
※「防災標語優秀賞」の詳細は本紙PDF版9ページをご覧ください。
■追分長寿会「花植えボランティア活動」
「町の玄関に彩りを」
追分長寿会による花植えボランティア活動が11月8日、JR桑折駅前で行われ、色とりどりの花々が駅前を鮮やかに彩りました。
肌寒くも秋晴れの陽光に、季節の移ろいを感じる天候の中、当日参加した14人の会員の皆さんが、パンジーとビオラ約500本を花壇へ植栽。風になびく可憐な花々が駅利用者や通行人を出迎え、楽しませます。
追分長寿会の安藤重男会長は「春に向けて、人々の心の癒しになれば」と話しました。
■クリーンアップ作戦
「きれいな町、きれいな阿武隈川を目指して」
11月1日の「阿武隈川の日」にちなんで、各町内会や町内の事業所でクリーンアップ作戦を行いました。
この活動は、阿武隈川流域にある22の自治体が年1回、各町内会や事業所などの協力のもと実施しており、今年は10月29日を中心に行われました。道路や河川敷、水路などに投棄された、空き缶や廃ビニールなどの回収、雑木・雑草の刈り払いや側溝の土砂上げなどが行われ、2,500人以上の町民の皆さんが環境美化に取り組みました。きれいな町、きれいな阿武隈川を目指して、今後も継続的に実施していきます。
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