ギリシャ共和国オリンピア市へ

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◆楢葉町とギリシャの関係
楢葉町では、令和5年11月21日から27日まで、ギリシャ共和国オリンピア市を訪問しました。
楢葉町は、東京2020オリンピックの際、ギリシャ共和国の『復興ありがとうホストタウン』となりました。
また、オリンピア市で採火したオリンピックの聖火リレーは、Jヴィレッジからスタートし、楢葉町は国内聖火リレーの最初の自治体として聖火をつなぎました。
さらには、前駐日ギリシャ共和国大使(コンスタンティン・カキュシス前大使)からギリシャのオリーブの種をいただき、その種を東北復興宇宙ミッションにより国際宇宙ステーションに飛ばし、帰還したオリーブの種を「宇宙オリーブ」として栽培したところ、4本発芽し生育しております。
このようなことから、「聖火とオリーブがつないだ交流」として、オリンピア市と友好関係を維持しながら、交流を深めていくことを目的とし訪問しました。

◆ギリシャのオリンピア市ってどんなとこ?
ギリシャまでは日本から飛行機を乗り継いで約14,000km(約17時間)、その首都アテネから西の約300kmのペロポネソス半島にオリンピア市は位置しています。
人口は約13,500人、面積は544.8平方キロメートル。水が豊かで温暖な気候に恵まれ、オリーブ、イチジク、ブドウなどが栽培されています。
古代オリンピック発祥の地であり、オリンピア遺跡のヘラ神殿前ではオリンピック聖火の採火式が行われます。

◆オリンピア市長と懇談
・交流計画に関して、主に産業、教育、文化について意見交換を行いました。
・楢葉町からのお土産として、日本酒「楢葉の風」、わらじ、藍染めハンカチ、干し芋を贈りました。

◆古代オリンピア小学校
古代オリンピア小学校を訪れ、子どもたちに楢葉町とオリンピア市のつながりを伝えるとともに、日本文化を通し交流を深めました。
・「宇宙の不思議～宇宙オリーブで結ばれるオリンピアとNARAHA～」と題し、一般財団法人ワンアース　代表理事　長谷川洋一氏による授業が行われました。
・「日本の伝統文化と科学実験」と題し、楢葉町地域学校協働センターセンター長　猿渡智衛氏による授業が行われました。

◆在ギリシャ日本国大使館
中山泰則大使とオリンピア市の訪問報告や今後の交流についての協力を依頼しました。

◆駐日ギリシャ共和国　特命全権大使
ディミトリオス・カラミツォス‐ジラス大使と、この度の訪問に際し、オリンピア市長と調整いただいた御礼と、訪問状況の報告や今後の交流についての協力を依頼しました。

◆今後は…
お互いの友好関係を維持しながら、「産業」「教育」「文化」などの各分野において、幅広い交流に取り組んでいく予定です。