熱中症とは、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇や目まい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気です。これから夏に向けて、熱中症が増える時期を迎えます。熱中症は命に危険が生じることもあります。次のことに気を付けましょう。
■熱中症予防のポイント
・小まめに水分補給をする。
・涼しい服装を心がける。
・食事をしっかり摂る。
・エアコンなどを上手に使う。
・熱中症予防情報サイトを確認して熱中症予防行動をとる。
■次の方は、重症化しやすいので、特に注意しましょう。
・子ども…体温調節機能が十分に発達していないので、気を配る必要があります。
・高齢者…暑さや水分不足に対する感覚機能や体の調節機能も低下しているので注意が必要です。
・障がいのある方…自ら症状を訴えられない場合、周りの人が配慮しましょう。
■次の症状がある場合はすぐに119番通報を!
・意識がもうろうとする。
・体が動かない(運動障害)。
・けいれんを起こす。
・体が熱い。
■留意事項
・炎天下の屋外だけでなく、室内や夜間にも熱中症は発生します。
・体が暑さに慣れていないこの時期も、熱中症になる危険性が高まります。暑くなる前から徐々に体を暑さに慣れさせましょう。
・県内に熱中症警戒アラートが発表された場合、または、市が暑さ指数31以上になった場合は、防災行政無線および防災メールでお知らせします。
問い合わせ先:保健センター
【電話】26-9422
■活用ください #7119
熱中症などで、病院に行くか救急車を呼ぶか迷った場合、受診可能な医療機関を知りたい場合、自宅での対処法を相談したい場合など、下記の専用窓口も利用可能です。
相談先:
・県救急電話相談(【電話】#7119)
※携帯電話・固定電話プッシュ回線以外の場合…【電話】024-524-3020。
※受付時間…24時間(年中無休)。
・県こども救急電話相談(【電話】#8000)
※携帯電話・固定電話プッシュ回線以外の場合…【電話】024-521-3790。
※受付時間…19時〜8時(年中無休)。
一人一人の大切な命を救うために、救急車の適正利用に協力ください。
問い合わせ先:相馬消防署
【電話】36-2181
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