健診は「受けたら終わり」ではありません。健康のためには、健診を受けた後「何をするか」が重要です。自分の今後の健康を作るのは自分自身の行動という意識を持って、以下の行動を心掛けましょう。
■健診の結果が届いたら
・血液検査値は、基準値やこれまでの検査値と比較し、悪化している場合は、10年後も健康に過ごすために、生活習慣を見直しましょう。
・がん検診や心電図・眼底検査の結果も確認しましょう。
・健診は、毎年継続して受診することが重要です。また来年も受診しましょう。
■要精検の項目は、必ず医療機関を受診しましょう
・がん検診が要精検の方は、「医療機関を受診される皆様へのお願い」が同封されています。精密検査を受けましょう。
・血液検査などの要精検は「疾患別判定C」の記載があります。健診結果を持ち受診しましょう。
■メタボリック症候群に該当する方は
・放置すると動脈硬化が進行し、重大な病気を発症するリスクが高まります。
・特定保健指導に該当の方は、案内を送付しますので、保健師や栄養士による特定保健指導を申し込み、生活習慣の改善に努めましょう。
■10年後も健康に過ごすために、生活習慣病を予防しましょう
・肥満、高血圧、高血糖、脂質異常症などの生活習慣病は、生活習慣の改善と必要に応じた服薬治療が必要です。
・生活習慣病は放置すると気付かないうちに血管や細胞にダメージを与え、心筋梗塞や狭心症、脳卒中、腎不全などを引き起こす原因となります。こうした重大な疾患は命に関わるだけでなく、入院治療などに高額な医療費がかかっているほか、要介護状態になる可能性もありますので、重症化を防ぎましょう。
・令和5年度の「国保データベースシステム」から、相馬市の医療費の状況は次の通りです。
生活習慣病を重症化させないために、まずは健康診断を受け自分の身体の状態を把握しましょう。
○令和5年度1カ月あたりの平均医療費
○生活習慣病などの受診状況(1件あたりの入院・外来単価)
問い合わせ先:保険年金課
【電話】37-2140
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