健康がもっと楽しくなる健康コラム 第20回

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■今回のテーマ「健康食品を正しく使おう編」
近年、健康への関心の高まりにより、健康食品やサプリメントの利用も高まっています。一方で、健康食品の利用との関連が疑われる健康被害の報告も後を絶ちません。正しい知識を身に付け、安全かつ上手に利用しましょう。

○健康食品とは
私たちが口からとるものは、食品と医薬品に分けられます。健康の維持・増進に役立つ食品として販売されているものを「健康食品」と呼び、食品に分類されています。
※健康食品と薬は全く別のものです。病気を治す効果、防ぐ効果はありません。

○健康食品を使うときの注意
・摂取量や注意事項を守る
・薬と一緒に使用しない(医師・薬剤師に相談しましょう)
・いくつもの製品を同時に使用しない
・体験談・キャッチコピーを過信しない
・高額=効果があるわけではない
・有効成分が入っているから効果がある製品とは必ずしもいえない

○サプリメントとは
アルコールや薬と同じく、肝臓で分解され、体に必要な形に変換されるものがほとんどのため、過剰摂取などにより、必要以上に負担をかけると、肝機能が低下してしまう可能性があります。定期的な血液検査で肝機能の値を確認しましょう。

○健康の基本
健康の基本は「運動」「栄養」「睡眠」です。健診結果等で気になる値があった場合は、健康食品に頼ることはせず、あくまで「補助」としての利用にとどめ、医師等へ相談しましょう。

次回は、「油断大敵!冬のヒートショック」です。
健康のことや人間ドックを含む健康診断の結果などで気になることがありましたら、下記までご相談ください。保健師・管理栄養士がご相談に対応します。

問合せ：健康推進課
【電話】25-1115