■自助から共助へと主体的に行動する力を 大曲中学校避難所開設訓練
避難所開設訓練が10月12日、大曲中学校で行われ、全校生徒や地域住民など約850人が参加しました。
防災訓練を通じて役割や協力・支援方法を学ぶ「だいせん防災教育『生き抜く力育成』事業」の一環で、今年で11年目。今回は秋田沖を震源とする地震により、震度6強から7の強い揺れが発生したことを想定し実施しました。生徒は、体育館内に避難所を開設し、地域住民を迎え入れる訓練を行い、有事の際に自分たちができることについて考えを深めました。このほか、プールの水を飲用・生活用水に変える緊急時用浄水装置を使った訓練も行われました。
■たくさんの思い出をありがとう 旧四ツ屋公民館に感謝のらくがき
新たな公民館のオープンに伴い解体される旧四ツ屋公民館への「感謝のらくがき」が10月4日、同館で行われました。
この日は、地元・四ツ屋小学校の全校児童122人が参加し、クレヨンやペンを手に取りらくがきをスタート。館内の壁や床、押入れの中や障子、階段、鏡などあらゆる場所に「楽しい思い出をありがとう」「いっぱい遊べて楽しかった」などのメッセージやさまざまな絵が描かれました。40年以上にわたって地域住民に愛され、親しまれてきた旧公民館。子どもたちのたくさんの感謝の言葉と色とりどりの絵で飾られました。
■元日本代表の技術を間近で体験 サッカークリニック
サッカー元日本代表の中田浩二さんと本山雅志さんを講師に招いたサッカークリニックが10月14日、ふれあいスポーツランド・ソラーレで行われ、約70人が参加しました。
同クリニックは、講師との交流を通じて技術向上へのきっかけづくりを目的に行われているもの。クリニックの前半では、ドリブルやシュートなどの基本的な技術や試合での体の使い方といった応用的な技術を教わりました。クリニックの後半では、2人の講師を交えた試合を開催。子どもたちは元日本代表の技術に驚きながらも、はつらつとプレーし、技術を磨きました。
■3年ぶりにレストランでメニューを提供 太田分校レストラン
大曲農業高校太田分校と中里温泉による「太田分校レストラン」が10月24日、中里温泉で開催されました。
太田分校の生徒が考案した献立を中里温泉で調理して提供するレストランで、今回で6回目。コロナ禍の影響で、テークアウトでの提供が続いてましたが、3年ぶりにレストランでの提供が再開され、当日は多くの方がランチタイムを満喫しました。
太田分校3年の斎藤敬人さんは「お客さんが楽しく食べられるメニューになるように献立を考えた。料理を提供するときに喜びの顔を見ることができてとてもうれしい」と話しました。
■野球の基礎を元プロから学ぶ JA全農WCBF少年野球教室
一般財団法人世界少年野球推進財団(WCBF)が主催する「JA全農WCBF少年野球教室」が10月15日、ふれあいスポーツランドソラーレで開催され、野球のスポーツ少年団8チーム106人が参加しました。
同教室は、子どもたちの健やかな心身の成長と、未来の夢を応援することを目的として開催されてるもので、秋田県での開催は4回目。
当日は、中畑清さん、侍ジャパン新監督に就任した井端弘和さん、里崎智也さん、五十嵐亮太さんら4人の元プロ野球選手が講師として指導。子どもたちは野球の基本動作の大切さや、練習や試合に向き合う姿勢などを楽しく学びました。
また、野球教室のほかにも、ケガ予防に必要なストレッチなどを学ぶ「指導者講習会」や、食事の基本、成長期に必要な栄養の摂取方法を学ぶ「スポーツ栄養教室」が指導者や保護者向けに行われました。
■秋の稔りに心踊らせ 秋の稔りフェア
「秋の稔りフェア」が10月21日・22日の2日間、大曲ヒカリオ広場や花火通り商店街などで開かれ、多くの方が来場しました。
フェアでは、同広場での地元商工業者の出店や特産品などの販売、歌や踊りなどの多彩なステージパフォーマンスが行われたほか、宮古市の特設ブースではトラウトサーモンの無料振る舞いが行われました。
花火通り商店街では、農産品や加工品を販売する「だいせん軽トラ市」や地場産食材を使用した「うまいもの食堂」が実施され多くの人でにぎわいました。
22日には丸子のこみちで鮭のつかみどりを開催。サケ料理の試食会も行われ、会場は、秋の収穫を楽しむ多くの人たちでにぎわいました。
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