●育苗後半の管理ポイント
○適切な温度管理を!
・こまめな管理を心がけ、過度の低温・高温や急激な温度変化を避けましょう。
○たっぷりかん水で、回数はできるだけ少なく!
・朝方に充分かん水し、回数はできるだけ少なくします。夕方のかん水は、箱内温度を下げるので行わないようにしましょう。
○カビなどの発生に注意!
・長時間の被覆や床土の過乾・加湿を避けましょう。
●田植えのポイント
・田植えは、最高気温20℃前後の温暖な日に行い、15℃以下の日は極力控えましょう。強風、低温の日は、植え傷みを起こし、活着や初期生育の遅れにつながります。
・株数を多く植え付けることで、天候に左右されにくくなり、安定的な生育・収量が確保できます。栽植密度は、70株/坪を目安にします。植付本数は3〜4本/株になるよう調節しましょう。植付の深さは2cm程度とします。
・補植は早期に実施し、余り苗はいもち病の感染源になるため直ちに土中に埋没処理してください。
●本田初期の水管理
○移植後~活着
・田植直後は、できるだけ水温上昇につとめ活着促進を図る。
・水深は4cm程度とし保温効果を高めるため、たん水状態を保つ。。
○活着後の分げつ促進
・活着したら(4〜5日で活着)やや浅水にして分げつ促進を図る。
・入水はできるだけ早期に短時間で行う。
・カナや表層はく離が多く発生しているほ場では、雨の日に水の入れ替えを行う。
・低温や強風時は、やや深水(5〜6cm程度)にする。
問合せ:産業振興課【電話】47-3406
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