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地方のかがやき 栃木県 真岡市(1)

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◆市民とのきずなを大切にしながら未来に向けたプロジェクトを展開

真岡市は栃木県の南東に位置し、東に八溝(やみぞ)山地が連なり、西に鬼怒川が流れる、のどかな田園風景の中を走る真岡線のSLの勇姿を見ることができるまちです。
古くから芳賀地方の政治、経済、文化の中心地であり、日光を開山した勝道(しょうどう)上人が誕生し、親鸞が一堂を建立し、二宮尊徳が農村復興に努めるといった歴史を有し、江戸時代には特産品の真岡木綿がその品質の良さから人気を博していました。
現在はいちごの名産地として知られるようになった真岡市は100社近くが操業する6か所の工業団地もようし、農業と工業が調和するまちとして発展しています。

◇真岡のいちご
真岡市では令和4年度に「いちご王国栃木の首都もおか」を宣言し、約500件の農家が栽培。冬から初夏にかけて、いちご狩りを楽しめるほか、いちごのスイーツを提供する店も多い。

◇真岡木綿会館
丈夫で質が良く、絹のような肌ざわりの真岡木綿。その生産工程を見学できるほか、機織り・染色体験もできる(要予約)

◇SLもおか
真岡鐵道では、土日祝日に1年を通じて、茨城県下館駅と栃木県茂木駅間を1日1往復、SLを運行。まちのシンボルにもなっている。

◇真岡工業団地
北関東自動車道・真岡インター周辺に広がる工業団地。現在、91社もの企業が操業する一大工業エリアとなっている。

◇真宗高田派 本寺専修寺
浄土真宗の開祖親鸞が布教の途上、夢でお告げを受け、この地に堂を建立したと伝えられる。全長3mの涅槃像は県指定文化財。

◇桜町陣屋跡
農村復興の命を受けた二宮尊徳が赴任した陣屋(役所)跡。国指定文化財。隣接した水田「報徳田」で米づくり体験事業を実施している。

◇日本一のえびす様
「金運招福」「商売繁昌」で知られる延喜式内大前神社の若宮社・大前恵比寿神社に鎮座。全高20mで、国内一の大きさといわれる。

◇真岡の夏まつり
真岡市最大のイベント。7月下旬、3日にわたって開催され、2日目は市の中心部が歩行者天国となり、夜には花火大会が開催される。

◇尊徳夏まつり
毎年8月に開催される尊徳夏まつり。勇壮な尊徳太鼓の演奏や郷土芸能大会、納涼盆踊りが行われ、夜には花火大会が催される。

※写真は本紙をご覧ください。

◎Moka City
人口:76,918人(令和6年5月1日現在)
面積:167.34平方キロメートル
【URL】https://www.city.moka.lg.jp/

■生涯幸せに暮らせるまちに

真岡市長 石坂真一

首都東京都から90km圏にありながら豊かな自然を残す本市は農業が盛んで、特にいちごは、生産量日本一の栃木県にあって一番の生産量であり、品質や栽培状況を競ういちご王国グランプリでも大賞を多数受賞していることから、「日本一のいちごのまち」を自負しています。
また本市は市民とのきずなを大切にしながら市街地の活性化を図るとともに、子育てや健康増進、移住などさまざまな分野の「オンリーワン事業」などを通して、若い世代は希望を持ち、高齢者は安心して生涯楽しく暮らせるまちをつくることに努めております。

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