■ぐんまで一句
読者の皆さんが詠んだ俳句を紹介します!
▼今回のお題「ぐんまの春」
※読者の皆さんの俳句は本紙6ページをご覧ください。
○お手本
「梅くぐる君は光となりながら」木暮陶句郎
(解)群馬三大梅林の1つ「箕郷梅林」を訪れた時の一句です。妻が咲き誇る白梅の低い枝をくぐると、その姿が光に包まれました。そんな瞬間を十七音に言い留めた俳句です。
選評:群馬は古くから米と麦の二毛作が盛んです。あちこちの畑に青麦の広がる光景は、県民にとって春の風物詩と言っても良いでしょう。今回はたまたま「青麦」の季語を使って身近な情景を詠んだ作品を特選に選びましたが、他にも「梅」や「桜」を詠んだ秀句がありました。春の群馬の自然に親しみつつ、これからも俳句を楽しく詠んでいただきたいと思います。
選者:木暮陶句郎(こぐれ とうくろう)氏
陶芸家・俳人。伊香保町生まれ。俳句結社「ひろそ火」主宰。県俳句作家協会会長
▼過去の特選作品や木暮先生の選評はtsulunos PLUSのホームページでご覧いただけます
【HP】https://www.pref.gunma.jp/site/gunmakouhou/204469.html
・3月号には43通の応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました!
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