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元気アップ通信

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群馬県前橋市

■Vol.5 オーラルフレイル予防・実践編
今回のテーマは「オーラルフレイル予防・実践編」です。かみにくい、口が渇く、むせやすいなど口周りのささいな衰えをオーラルフレイルといいます。年だから仕方がない、我慢できるから大丈夫などと放置すると、かみにくいことから軟らかいものを選んで食べ、かむ筋力が低下。さらにかめなくなる悪循環が生じ、心身の健康状態の悪化につながるため、早めの対策が重要です。
オーラルフレイル予防には、食後の歯・舌・入れ歯磨きなどの口腔(くう)清掃と定期的な歯科受診、口周りの筋力を維持する口腔機能トレーニングが大切です。
毎月本紙でも募集しているシニア元気アップ教室では、パタカテストという口腔機能検査を実施。「パ」は口唇(食べこぼし予防)、「タ」は舌先(滑舌、飲み込み)、「カ」は舌の根元(誤嚥(ごえん)予防)の動きを見るための発音で、「パ」「タ」「カ」をそれぞれできるだけ速く発音し、舌や口唇が滑らかに動いているかを確認、評価します。1秒当たり6回未満だと口腔機能の低下が疑われます。「カ」が6回未満だった24人が約2カ月フレイル予防に取り組んだ結果、17人に改善がみられました。
体の筋肉に比べ、口周りの筋肉は小さく結果が出やすいため、毎日の口腔ケアで口の健康を維持してください。

(1)口腔清掃
・毎食後の歯磨き
・舌磨き
・入れ歯磨き
・歯間ブラシなどの補助用具を併用する
・半年に1回以上の定期的な歯科受診

(2)口腔機能トレーニング
・左右バランスよく使ってかむ
・空ブクブク(数回)
・歌を歌う
・パタカラ体操(パタカラと続けて8回発音)
・ピンシャン!お口アップ体操
(二次元コードからご覧ください)
※本紙P32参照

問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6133

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