魅力発見!ひろがるスロー前橋・赤城

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■Vol.6　スローフード
スローシティの取り組みなどを紹介するこのコーナー。今回はスローシティの始まり、スローフードについて紹介します。
1986年、ファストフードに対してイタリアの小さなまちで起こった運動から始まったスローフード。その思いは、自然の恵を享受しながら地域の食を守り育み、心豊かに暮らしていこうという考えに根差しています。
本市でも地域の伝統的な食を大切にする文化があり、スローフードの理念を共有しています。例えば、宮城地域の献穀粟(あわ)が挙げられます。これは、新嘗祭(にいなめさい)に供えるため、宮城地域で育てた粟を皇室に献上する行事。毎年、選ばれた齋耕者(さいこうしゃ)(献上品を育てる人)が、自分の土地の一角に、前年から引き継がれた種をまき、地元の経験者に見守られながら粟を育てます。齋耕者は誇りを持って粟を献上し、この役割を次代へと引き継ぎます。
また、家庭に置き換えれば、おばあちゃんから受け継いだ料理があるように、各家庭で代々伝わるレシピも身近なスローフードといえます。
伝統的な食文化を守ることや地産地消を心掛けること、食材を余すことなく調理することなど、私たちができるスローフードの取り組みは数多くあります。
本市では、スローシティが市民にどの程度認知されているかを調査しています。二次元コード(本紙参照)からスローシティ認知度アンケートに協力をお願いします。

問合せ：観光政策課
【電話】027-257-0675