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茨城県

■知事コラム
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.62

9月は防災月間です。昨年は、本県において豪雨が相次ぎ、今年度に入っても全国各地で発生するなど、豪雨災害が頻発化・激甚化しています。また、1月に能登半島地震が発生したほか、先月には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されました。私は、過去の災害を教訓とし、先手先手で防災・減災対策を進めることが重要と考えています。
豪雨対策としては、昨年の台風13号で浸水被害が発生した県北沿岸地域において調節池を整備するなど、一時的に雨水を「貯める」対策に取り組んでいます。
また、県内全ての市町村が浸水リスクや避難方法などを周知するハザードマップなどを作成するための支援を行ったほか、今年度は、洪水ハザード内の全ての住民の方を対象とした避難訓練を、台風シーズン到来前の7月までに実施するなど、ハードとソフトの両面から対策を進めています。
地震対策としては、能登半島地震において、多くの古い木造住宅の倒壊被害が発生したことから、県では、地震発生直後から、住宅の耐震化の重要性について、市町村と連携し、広く周知をしました。その後、皆さんから耐震診断などの相談が数多くあったことから、耐震化を促進するため、今年度、耐震診断に関する支援の拡充や耐震診断士の養成とともに、所有者に向けた木造住宅の耐震化への働きかけを強化していきます。
県民の皆さんも、日ごろからハザードマップの確認や「マイ・タイムライン」の作成など、災害に備えるとともに、地域の避難訓練に積極的に参加し、いざという時には訓練で得た教訓を活かし、適切なタイミングで避難するようお願いします。

茨城県知事 大井川和彦

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