■下妻市立小中学校適正規模適正配置検討委員会開催
全国的な少子化の進展に伴い、本市でも市立小中学校の児童生徒数が大幅に減少しています。今後も同様の傾向が続くことが予測されることから、将来を見据えた学校規模の適正化について検討していく必要があります。
そこで、令和5年10月16日に市役所において、市議会議員、自治区長、保護者、学校長、学識経験者等の計25名を委員に委嘱し、第1回下妻市立小中学校適正規模適正配置検討委員会(以下、委員会という)を開催しました。委員会の中で教育長からは、「少子化の進展に伴い、学校の小規模化が進んでいる」「文部科学省の手引では、一定の集団規模が確保されていることが望ましいとされている」「学校の適正規模適正配置は、児童生徒の教育条件の向上を第一に考え、検討していく」などの話があり、委員の中から選ばれた長谷川忠会長(下妻市民生委員児童委員協議会長)に検討依頼書が手渡されました。
委員会では、現在の市の基準に照らし合わせると、一部小学校が近年中に統合の対象になる見込みであり、一部中学校が検討の対象になっていることから、改めて学校の適正規模適正配置を検討することとして、適正規模適正配置検討方針をはじめ、今後実施予定のアンケート調査等について協議が行われました。
現時点では、学校の統廃合を進めるか、存続を図っていくかは全く白紙の状態ですが、教育委員会では、市民や保護者を対象として実施するアンケートの結果や委員会の検討結果を踏まえ、約2年をかけ、「下妻市立小中学校適正規模適正配置基本計画」を策定していきます。
問合せ:学校教育課
■下妻市立学校給食運営協議会開催
本市学校給食は、施設の老朽化や委託契約の期間満了、給食費の不統一等の課題を抱えています。
そこで、令和5年11月2日に市役所において、市議会議員、保護者、学校長、栄養教諭等の計16名を委員に委嘱し、第1回下妻市立学校給食運営協議会(以下、協議会という)を開催しました。
協議会の中で教育長からは、「平成18年の市村合併以来、自校方式とセンター方式を併用し、学校給食を運営してきたが、自校方式の給食施設の老朽化、センター方式の常総市との委託契約の満了等の課題があるため、早急に今後の学校給食の運営方法を定め、その運営方法に応じた整備方針を決定しなければならない」「旧下妻市域と旧千代川村域の学校間で給食費に差異が生じていることから、その額を統一するため、見直しを図る必要が生じている」などの話があり、委員の中から選ばれた三谷定幸会長(下妻小学校長)に検討依頼書が手渡されました。
協議会では、給食施設検討方針、給食費検討方針等について協議が行われ、「市立学校の給食費は小中それぞれ低い方の額に合わせ、統一することが望ましい」と意見がまとまりました。
また、教育委員会では、市民や保護者を対象として実施するアンケートの結果や協議会の検討結果を踏まえ、約1年をかけ、「下妻市立学校給食施設整備方針」を決定していきますが、同時に給食費を低い方の額に合わせて引き下げる方向で、検討を進めます。
問合せ:学校教育課
■中学生英語キャンプ
10月14日から15日にかけて、市立中学校の1年生から3年生の30名が福島県天栄村にあるブリティッシュヒルズにおいて、英語研修に参加しました。
ブリティッシュヒルズは、「パスポートのいらない英国」と言われ、中世の英国を再現した建物が並び、異文化体験ができる英語研修施設です。
参加した千代川中学校3年生の昆こん野の俊とし明あきさんは「この英語キャンプを通して、私は世界の人々ともっと関わり、自分のもつ世界を広げていきたいと思いました」と作文に綴りました。
問合せ:指導課
■大人のための英会話教室
英語でのコミュニケーションに役立つレッスン
市役所において、令和5年7月から9月に、市職員であるリード・ブレンドン講師による大人のための英会話教室「イングリッシュカフェ」「イングリッシュテーブル」が開催されました。
初級者コースの「イングリッシュカフェ」には7名、中級者コースの「イングリッシュテーブル」には10名が参加し、自己紹介、質問やコメントの仕方、レストランやカフェでの会話、チャット等を通して、英語によるコミュニケーションを楽しみました。
参加者からは「英会話への関心・意欲が高まった」「ニュースを活用した英会話学習が役立った」「開催回数を増やしてほしい」等の感想や要望が寄せられました。次年度も開催する予定です。是非ご参加ください。
問合せ:指導課
■令和5年秋の叙勲
令和5年度秋の叙勲において、それぞれの分野で功績をあげられた市内在住の方々が、これまでの実績をたたえられ、叙勲を受章されました。長年にわたるご活躍に敬意を表し、受章された方々をご紹介します。
◇瑞宝双光章
石田(いしだ)茂(しげる)さん(73歳・下妻丙)
元茨城県警察
昭和44年4月に茨城県巡査を拝命し、平成22年3月に茨城県警部として退職するまで41年間、公共の安全と秩序の維持に尽力しました。この間、主に刑事部門において勤務し、数多くの被疑者を検挙して事件解決に寄与しました。また、後年は部下に対する指導教養に尽力するなど刑事警察活動に精励しました。
◇旭日双光章
内田(うちだ)勉(つとむ)さん(70歳・田下)
元茨城県労働委員会委員
平成18年12月1日から平成30年11月30日までの12年間、茨城県労働委員会委員として、県内労使間の紛争解決のため、労使関係当事者に対し的確な助言と方向性を提示し円満な解決に導くなど、健全な労使関係の確立に尽力しました。
◇瑞宝単光章
岡野(おかの)博(ひろし)さん(73歳・長塚)
元茨城県警察
昭和53年4月に茨城県巡査を拝命し、平成23年3月に茨城県警部として退職するまで33年間、公共の安全と秩序の維持に尽力しました。この間、主に警備・警務部門で勤務し、警備対策や警察業務の的確な推進に尽力しました。また、後年は部下に対する指導教養に尽力するなど地域警察活動に精励しました。
問合せ:秘書課
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