『赤ちゃんの泣きについて』
おむつを替えても、母乳やミルクを与えても、抱っこしても、あやしても、赤ちゃんはどうしても泣きやまないこともあります。理由がなくても、赤ちゃんは泣くことがあるということです。
何をしても泣き止まない場合は、体調不良の可能性もあるため、発熱や顔色の悪さはないか、食欲はあるか、その他の症状がないか観察しましょう。普段どおりであれば、赤ちゃんをベビーベッドなど安全な場所に置き、少しの時間であれば赤ちゃんから離れても大丈夫です。まずは、赤ちゃんをお世話する人がひと呼吸おいて、リラックスすることが大切です。
かわいい我が子や孫であっても、やはりずっと泣かれては辛いという感情が出てくるのは当然のことです。しかし、泣き止ませようとして、赤ちゃんを無理に前後に揺さぶったりすることは、赤ちゃんの脳内に深刻なダメージを与え、最悪の場合、死に至ることがあります。このことを、乳幼児揺さぶられ症候群といいます。
下にある二次元コードは、厚生労働省で掲載された赤ちゃんの泣きや乳幼児揺さぶられ症候群に関する動画です。町では、沐浴指導に来ていただいた出産前の妊婦さんやそのご家族にご覧いただいています。赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭だけでなく、ぜひたくさんの方にご覧いただきたいと思います。
町では、伴走型支援として、妊娠期から出産後、子育てまで切れ目のない支援を行っています。少しでも困ったことがあればご連絡ください。
健康福祉こども未来G
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11月は、児童虐待防止推進月間です。全国で令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に発生、または表面化した児童虐待による死亡事例65例(72人)にのぼります。家庭や保護者のみではなく、地域の方がより関心を持って、子育てを支る町を目指しましょう。
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