あなたの健康づくりを応援!!The 健康応援隊

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『3月は「自殺防止月間」』

令和5年の全国の自殺者数の暫定値は21,818人でした(警察庁統計)。2年連続で増加しており、男性が全体の7割近くを占めています。
月別自殺者数の推移をみると、例年、冬期は自殺者数が少なく、春から夏にかけて多くなります。日本は3月から4月にかけて学校や職場等の環境が大きく変わる時期ですが、9月スタートのアメリカにおいても同様の傾向があります。
自殺を考える人の多くは、重いうつ状態にあり、自殺を図った人の75%が、何らかの精神疾患を抱え、精神疾患を抱え、正常な判断ができない状態にあります。過労や困窮、孤立など、いくつもの要因による「追い込まれた末の死」といわれますが、その多くが防ぐことのできる社会的な問題です。
学校では、危機的状況や強い心理的負担を受けた場合に、身近にいる信頼できる大人にSOSを出すことができるようにすることを学んでいます。身近にいる大人はそれを受け止め、支援をする必要があります。
また、家族や仲間の変化や悩みに気づき、声をかけてあげられる人をゲートキーパーといいます。「変化に気づく」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されています。

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