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自治体の皆さまへ

議会だより No.191 「9月定例会」(5)

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茨城県八千代町

▽防災対策について
増田 光利(ますだみつとし)議員
[質問]
防災訓練時に水害を想定した災害対策本部など、指揮系統と現場への相互情報伝達訓練を実施しているか伺います。
また、町の地域防災計画の風水害に対する基本方針は、住民自身を含めてかけがえのない命を守ることです。素早い避難が大切です。そのため、日常でのマイタイムラインの周知と理解が必要だと思いますが、町の考えを伺います。

消防交通課長:鬼怒小貝水防連合体水防訓練では、水害を想定した現場と指揮系統との相互情報伝達や現地訓練を行っております。
また、令和4年度には、災害対策本部訓練として実際の災害で起こり得る様々な被害情報を処理し、対応方法を検討・判断する情報処理訓練も行いました。
さらに、国土交通省下館河川事務所との情報伝達訓練の一環として、鬼怒川の増水を想定した河川事務所長から野村町長へのホットライン訓練も毎年行っており、今後はオンライン形式での情報共有を行うなど、連携を強化してまいりたいと考えています。

町長:マイタイムラインは、それぞれの生活環境に合った逃げ方を事前に確認しておくことで、洪水発生時において逃げ遅れゼロを目指すための非常に有効な取り組みです。
自助共助の重要性を町民の皆様に御理解いただくため、マイタイムラインの出前講座を積極的に推進します。

[質問]
現在、八菜まゎ~る号の予約は1時間ごとです。1時間当たりの運行回数を増やすことはできないのでしょうか。

秘書公室長:1時間間隔の便を短くしてほしいという要望があることは認識しています。今後、八菜まゎ~る号の運行を委託している各交通事業者と、協議検討をしてまいります。

■議会議員研修視察報告
去る6月28日から30日までの3日間、議会議員研修視察のため静岡県長泉町、函南町方面を研修してまいりました。
全国的に少子化や人口減少問題が叫ばれる中、子育て支援に力を入れ、人口増加に繋げている長泉町を視察してまいりました。
長泉町は、充実した「子供医療費支援」「学校支援施策」「子育て支援施策」を展開し、平成2年には約3万3千人だった人口が、令和4年には約4万3千人にまで増加しています。社会動態による人口増のみならず、自然動態による人口増を目指した取り組みは、子供を産み育て、そして長く住み続けたい町として住民からも支持されており、2040年の静岡県において唯一人口が増えると推計され「奇跡の自治体」と呼ばれているとの説明がありました。
その後、官民連携複合施設「フレスポ長泉」内に整備された、子育て支援センターと児童館の機能を併せ持つ、子育て支援拠点施設「パルながいずみ」を視察しました。施設の中にはプレイホールがあり、たくさんの子供たちや親御さんで溢れかえっていました。また、一時保育や育児相談など様々な子育て支援を行っているとのことでした。
今後、八千代町において取り組んでいく少子化対策を考えるうえで、非常に有意義で実りある研修となりました。

■委員会紹介 産業建設常任委員会ってどんな委員会?
産業建設常任委員会は、八千代町議会に設置されている三つの常任委員会の一つです。
産業建設常任委員会では、町の道路に関すること、農業・工業・商業等についての調査及び議案、請願、陳情等の審査を行っています。八千代町議会では、産業建設常任委員会の定数は4人とされており、主に定例会中に開催されます。

■議会を傍聴しませんか?
より多くの皆さんに議会を身近に感じていただくために、議会傍聴や施設見学を受け付けています。各種団体や学校の社会見学にお取り入れください。
次の定例会は12月に行います。詳しい日程は議会ホームページをご覧ください。

問合せ:議会事務局
【電話】0296-48-1111(内線4110)

発行:八千代町議会
編集:議会だより編集委員会

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