今回より前編後編の2回に分けて、ランニング・ウォーキングによる「身体」と「心」への効果についてお話ししたいと思います。前編では「身体」への効果について説明します。
1.心肺機能の向上(毛細血管、心臓、肺など各器官の強化と血流の改善)…適度な負荷の有酸素運動により心肺機能が鍛えられる。
2.コレステロール値の改善(善玉コレステロールの増加と悪玉コレステロールの減少)…血栓、脳卒中、高血圧、心臓病のリスクが減少する。
3.メタボリックシンドローム(生活習慣病やその予備群)の改善…血糖値や中性脂肪の正常化、血圧や体重のコントロールができる。
4.筋肉量の増加(脂肪が燃焼しやすくなり太りにくい体質に変化する)…基礎代謝量が増加する。
5.骨密度の維持・向上…運動によって骨が刺激を受けることで身体は骨密度を高めて自分を守ろうとする。
6.免疫力の向上…血流の増加をもたらし気道から細菌を取り除く効果がある。また身体の深部体温が上昇すると細菌の増殖を防ぐ力が増し、免疫に関係する物質が増加する。
以上、ランニングやウォーキングを継続することで、さまざまな良い効果を得ることができます。
唯一のデメリットであるけがのリスクに気を付けながら、ご自身の体力や目標に合ったペースや負荷で楽しく継続していきましょう!次回は、ランニング・ウォーキングがもたらす「心」への効果についてお話しします。
6月15日より定期開催しておりますモーニングスローランandウォーキングは、おかげさまで少しずつ参加者も増えてきており順調に継続しています。引き続き楽しい朝活にしていきたいと思いますのでご興味のある方はいつでもお試しに参加してみてください。
毎月第1・3土曜日の午前6時30分に、利根町役場玄関前にてお待ちしております。
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