■結核を予防しよう
○結核とは
結核とは、咳やくしゃみで飛び散った結核菌が体内に入り、増えることによって主に肺に炎症を起こす感染症です。また、肺以外にも腎臓やリンパ節など、体のあらゆる部分に影響を及ぼすこともあります。厚生労働省によると、2022年に新たに結核患者として登録された人は10,235人、死亡者は1,664人(概数)であり、まだまだ身近な病気です。
○主な症状
結核の初期症状は、咳や痰、微熱、体のだるさなど風邪の症状と似ているため、気付かないうちに進行してしまう場合があります。咳や痰が2週間以上治まらなかったり、微熱や体のだるさが続いたりする場合は、早めに医療機関で受診しましょう。
○予防するために
結核を予防するためには、免疫力を高める健康的な生活が大切です。適度な運動・十分な睡眠・バランスの良い食事を心がけましょう。
結核菌は空気中に長くとどまるため、換気をすることが重要であり、手洗いやマスクの着用等も効果的です。また、定期的に胸部エックス線検査を含む健康診断を受けることで、早期発見や重症化予防につながります。
結核は誰でも感染する可能性がある病気です。基本的な感染対策を行い、自身と周りの人の健康を守りましょう。
問合せ:(福)健康づくり課
【電話】48-6882
<この記事についてアンケートにご協力ください。>