■元気なうちから始めよう! ~フレイル予防3つの習慣~
フレイルとは、加齢とともに心身の機能が低下した状態で、健康と介護が必要な状態の中間の段階を指します。高齢者の多くはフレイルを経て要介護状態となるので、早めに気付いて適切に対処することでいつでも健康な状態に戻ります。いつまでも元気に過ごすために、フレイル予防に取り組み健康長寿を目指しましょう。
◇3つの習慣をバランスよく
(1)社会参加(人とのつながりをつくる)
家にこもらず、できるだけ外出しましょう。近所の人などと交流したり、趣味やボランティア活動などにも参加したりすることが大切です。
(2)栄養と口腔(こうくう)ケア
1日3食、主食・主菜・副菜をそろえて、さまざまな食品を食べましょう。体づくりに大切なタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品)は、毎食片手にのるくらいの量が必要です。また、お口のケアや歯科検診も行いましょう。
(3)運動(筋力を鍛えて転ばない体をつくる)
家事や体操、散歩など日常生活での活動量を増やし、毎日行う簡単な筋トレを習慣にしましょう。
◇おうちで筋トレ~まずは1日10回~
(1)かかと上げ:立った状態でいすなどに手を添え、かかとをゆっくり上げ下げする
(2)いすスクワット:いすからの立ち座りをゆっくり繰り返す
問:(健)高齢介護課
【電話】92-4921
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