11月29日、猿島中学校において、ゴールボール日本代表の山口凌河選手による人権教育講演会が行われました。「あきらめない力・理解する心」と題し、わんぱくだった幼少期や、中学2年生で視力をほとんど失ったこと、ゴールボールとの出会いと日本代表に選出され東京パラリンピックへ出場するまでの道のり、障がい者との共生などについて、エピソードを交えてお話いただきました。山口選手は、「乗り越えられない試練はない。失った力ではなく、残った力でどうするかが大切」と生徒に語りかけ、生徒からは、「自分も困難を乗り越え夢に向かって頑張りたい」といった声が聞かれました。
ゴールボールとは、視覚に障害を受けた人のリハビリテーションのプログラムとして考案されたスポーツです。鈴の入ったバスケットボール大のボールを互いに投げ合い得点を競います。
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